商品点数が多いサイトのSEO

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 雑貨やアパレル関係の通販ショップで多いSEOのご相談を先日いただきましたので、内容をシェアしたいと思います。

今回のSEOに関するご相談は、該当サイトのURLをご提示いただけませんでしたので、詳細に関してはお伝えできませんでした。ご相談いただける際には、対象サイトのURLをご提示いただければ、具体的な回答をさせていただいております。

さて、今回の相談は、画像の多いウェブサイトに対して、コンテンツSEOを外注業者に依頼している通販ショップのオーナー様からでした。

それでは、本記事は以下のような流れで解説いたします。(この記事は5分ほどでお読みいただけます)

画像過多ウェブサイトの基本的なSEO施策

 画像過多のウェブサイトに対して「各ページにテキストを加える」というSEO施策は基本的な施策ではあります。しかし、商品画像が多い場合、その画像それぞれ、もしくは、商品それぞれの解説を行うテキストを増やしたからといって、ページ単位で見た場合の適切なテキスト配分が可能になるかどうかは微妙です。

最近では「キーワード出現率」に関して、上位表示対策に否定的な意見もありますが、私の経験上、「キーワード出現率」は検索エンジンへ「何がテーマなのか」を適切に伝えると当時に、閲覧者にも、その主となるテーマを正しく刷り込むために必要なチェック項目だと考えています。

「重要なことは必要なだけ繰り返される」ということです。

そのため、既存の対策ページに掲載された「商品説明画像記事」をテキストに書き直したからといって、上位表示が果たされるかどうかは、また、修正した効果が適切に反映されるかは別問題となります。

せっかく、画像一枚一枚に100文字以上の解説を加えて、合計で数千文字のテキストを足したのに、効果がないとならないようにご注意ください。

ブログ記事の運営に関して

 検索上位表示対策を行うためにも、現状希望するキーワード関連からのトラフィックを獲得できていないようでしたら、ブログを始めるのは、有効かと思います。

このブログ記事からはその記事内容と関連する商品への誘導を行うために、リンクを掲載してください。

ブログ記事を書き溜める理由は、いくつかあります。

  • ブログ記事経由で商品ページにアクセスを促す。
  • 更新頻度を上げ、クローラーを呼び込む
  • リンク構造を最適化して、該当ページの評価を上げる
  • 情報発信を通じ、見込み客や顧客との接触頻度を上げる
  • SNSに通知する素材を増やす。

 ブログ記事が増え、ロングテールキーワードでもなんでも良いので、サイト全体のトラフィックが上昇すれば、ブログ記事を書いて数時間後に検索経由のトラフィックを獲得できるようにもなります。

また、そのようなキーワードで安定したトラフィックを獲得できるようになれば、更新頻度を落としても同様の結果を得られることはあります。

「SEO成果を安定させる」というわけです。

代行会社が行う、SEO施策は把握できているか

 現在、このサイトオーナーはSEOを代行会社に依頼しているようです。このようにSEOを業者に依頼する場合は、業者が行なっている「すべての施策詳細」と、その「施策の意図」をすべて把握しておかなければなりません。

また、業者が「実施施策」として報告しないケースも多い「外部リンクの増加」もチェックしておく必要があります。

リンク対策が行われている場合は、確実にその該当URLとなぜそこからリンクを送っているのかなどの説明を受けましょう。

 SEOは何を目的に、どんな施策が行われているのかを把握できていなければ、目的が達成されるまでの期間と費用が適切なのかを把握することはできません。「特定のキーワードで上位表示させるため」にSEOを行うとの回答は、「三下以下」といってもいいでしょう。

特に、今回寄せられた相談者が依頼しているSEO会社が口にした「対策を始めてかた最低でも6か月くらいからキーワードが上位に出てくる」という依頼者への説明は、「私たちのサービスは結果が出るかわかりません」と宣言しているようなものです。

そして、私の感覚だと「6ヶ月かかる施策」は、SEO会社としての営業フローにも問題があると感じます。

これは少し拝金主義的な発想ですが、「6ヶ月をめどに目的達成」だと、確かに「6ヶ月分の報酬」は確定します。しかし、2回目のサイクルに入った際に、目標が達成されなかった場合、また、目標のキーワードで上位表示できた場合のアクセス数の増加や収益性に満足いただけなかった場合に、SEO業者としては契約打ち切りのリスクが出てきます。

素人をてなづけることはできても、賢明なサイトオーナーからの契約続行は勝ち取れません。そのため、業者として利益を増大させ、顧客にさらなる成果を提供するための「提案」いわゆる「アップセル」を行うことができないわけです。

結果、このようなサービス提供の仕方では、クライアントの契約サイクルを自ら制限してしまうわけです。戦略に欠けるサービス提供と、経営方針に問題のある業者と言えるでしょう。

このような背景予測からも、この業者が計画的に、かつ戦略的にSEOを実施している業者とは考えにくいわけです。

「6ヶ月」というのも、報酬を安定させたい期間から算出されているのでしょう。Googleの動向を追っているのなら「6ヶ月サイクル」で目標を立てたところで、Googleの気まぐれに左右される施策しか行えません。

提示する機関としては「中途半端」な期間設定なのです。

ブログ記事内容に困ったら「コンテスト」の開催を。

 ブログの更新を始めたいと望まれる人でも、何をネタにブログを書けばいいのかがわからないという人はたくさんいます。そういった場合にオススメしているのが「顧客によるコンテスト」の開催です。

 あなたが販売している商品ジャンルは分かりませんが、画像過多のサイトの多くは、商品ラインナップが豊富なサイトにも多いことでしょう。そこで例えば、雑貨関連の商品やアパレル関連の商品なら、「フォトコンテスト」が有効です。

既存顧客に、利用シーンの写真を送っていただき、その利用コンセプトなどの文面を添えていただくわけです。そのフィードバックをネタに記事を書きSNSでシェアします。

小さな「読モ」扱いを始めるわけです。

ブログ記事にする前にInstagramにハッシュタグ付きで投稿してもらうのもいいですね!

 ダイエット系や健康系なら、サプリメントなどの使用とともにダイエットや健康に関する「普段心がけていること」をスナップショットとともに文章を寄せていただきます。

そして、応援メッセージを添えてブログ記事にする。

どちらのコンテストでも、投稿者が過去に購入した商品へ、自然な誘導が可能になります。そのため、そのような投稿を元にしたブログ記事を経由した商品ページへのトラフィックの増加も多少は見込めるようになるでしょう。

 現在、SEOやサイト運営に関してのQ&Aなどはメールマガジンでもお答えしています。何かのお役に立てればと思いますので、下記よりご登録いただけると幸いです。

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追記

本エントリーで具体的な施策をご案内できないことは、誠に申し訳ございません。
重ね重ねにはなりますが、商品解説画像のテキスト化は、成果が出るかどうかが判断し兼ねますので、コストを消費するだけになる場合もございます。入念な検討をいただけると光栄です。

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