ビジネスブログの鉄則。

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 ビジネスブログを運営している人もここ数年増えてきているようです。一昔前まではアメブロなんかの無料ブログでビジネスブログを始める人も多かったようですが、最近では、少し変化が見られるようです(個人的には業者よりの情報に感じるのですが…)。

多くの人が新たにドメインを取得して社長個人のブログを開設したり、ホームページをWordPressで作成しブログを始めたり、中には既存のホームページにWordPressを足してビジネスブログを始めるなど、無料ブログから脱却しビジネスブログを通じた情報発信と集客に務められているようです。

今回は、このようなビジネスブログのアクセスアップや、ブログを使った集客についてご相談も多いので、その中から最も多かった「3つの誤認」について、解説をしたいと思います。

ビジネスブログの鉄則

 ビジネスブログの鉄則。それは、集客やビジネスに効果がないのならトットとやめて他のことをするということ。ビジネスブログ関連の記事をインターネットで検索すると、その書き方や運営方法、SEOに関することなどたくさんのことが記事になっていますが、冒頭でも触れたとおり、ビジネスブログのコンサルタントやホームページ制作業者よりの見解が多すぎるように感じます。

もちろん、ビジネスブログは閲覧されなければ意味がありません。

 企業サイトと連携しているビジネスブログに関しては、それらのエントリーが収益コンテンツへのアクセスを誘導する仕組みになっていたり、検索エンジンに好まれる構造になっていることが好ましいのは確かです。しかし、ビジネスブログは本来、顧客を獲得したり、顧客とのつながりを深めるために情報発信をするモノであって、システム攻略を目的として運用するモノでもありません。

特に最近では、顧客や見込み客向けに「想い」や「情報」を綴ったブログでも、アクセス解析を使うことによって、どういった内容が、その成果につながっているのかを後から知ることができます。

 コンサルタントや「業者」のウンチクに耳を傾ける前に、顧客や市場、そして閲覧者の声や動向に耳を傾け目を向けるのがビジネスブログの鉄則なのです。

では、これまでに相談されたビジネスブログの運営に関して、もっとも多い誤解をされている「ビジネスブログ常識の嘘」を3つご紹介して、その論拠を解説します。

ブログで集客するなら「更新頻度を高めた方が良い」は嘘

 ビジネスブログを使ってお客様を集めたいと考えている人はたくさんいますが、その中でもっとも多い業者よりの情報に惑わされているのがこの「更新頻度は高い方が良い」という嘘です。

この「ブログの更新頻度」は、SEOや検索上位表示対策の観点から「更新頻度は高い方が良い」とまことしやかに囁かれています。「ウェブサイトへの入り口を増やす」という目的においては、立ち上げ当初の更新頻度を上げることで、サイト内のページ数は増えますので、目的にあっていると言えます。

しかし、更新頻度をただ単に上げたところで、検索エンジンは見向きもしません。逆に嫌われるケースもあるくらいです。

 冷静になって考えてみると、スッキリすることですが「内容のない記事」をあなたが毎日見せられて、そのブログを好きになれますか?私はなれません。実は、Google サーチコンソールのペルプにそのことを裏付ける記述があります。

サイトに変更頻度が低い情報がある場合や、サイトの品質があまり高くない場合は、サイトのクロール頻度が落ちる可能性があります。サイトを率直に見て、またサイトに関係がないユーザーに偏りのない意見を聞いて、全体的にサイトのどこをどのように改善すればよいかを検討してください。

(参照:https://support.google.com/webmasters/answer/35253?hl=ja

さらに、このような「内容の薄い記事」でも検索エンジンのクローラーは巡回するのですが、記事の「質」が低ければ、その巡回精度を落とします。ここで、注意することは「内容が薄い」という言葉が、クローラーの巡回精度を落とす理由の際に「記事の質」と変わっているところです。

 クローラーは、そのビジネスブログに書かれた記事内容に対して、内容が濃い、薄いの判断はできません。記事の内容が薄いか濃いかを決めるのは、閲覧者です。クローラーはリンクを辿ってコンテンツに訪れますが、そのリンク元はSNSだったり検索結果だったり、他者のコンテンツだったりとさまざまです。

…クローラーの話はややこしくなるのでやめます。あまりシステム的な話をすると眠くなりますし、システムオタクから「ソースを示せ」と絡まれるので、これ以上は書きません。なんなら私の「憶測」と解釈してもらっても良いですよ(笑)

 話を戻して、ビジネスブログに更新頻度は関係ないと言いましたが、Googleヘルプの引用には“ サイトに変更頻度が低い情報がある場合や ”とありましたので「関係あるんじゃないの?」と思う人もいるかもしれまん。

しかし、更新頻度よりも必要なのは、アクセスされることです。更新頻度はあくまでもクローラーが巡回する頻度に影響するだけのことであって、クローラーの巡回頻度が検索エンジンのランキング結果に影響を及ぼすことはありません。ましてや、アクセスの獲得は検索エンジンからだけではありません(もちろん、クローラーが来ないことには、検索エンジンにランキングされることもありません)。

SNSもアクセス獲得元ですし、メルマガだってアクセス獲得元です。ネット上のプレスリリースにしてもアクセス獲得元になります。そして、更新頻度を上げたとしても、精読されなければ検索エンジンにも好まれません。第一、あなたのお客さんも、あなたの記事を好みません。

私のブログは基本的に長いですから、長文が嫌いな人には好まれません(汗)

でも、長いエントリーを書く理由は、少しでも詳細で具体的な情報と『想い』を伝えたいからです。そのため、最後まで読んでくれる読者には本当に感謝ですし、ご相談お際に「〇〇の記事読みました」といってもらえるだけで、そのご相談者のことを好きになっちゃいます(笑)

 ということで、結論を言えば「更新頻度を上げましょう」は、内容の濃い情報や思いの詰まった記事が書けないのなら、あなたのビジネスにとって意味の行動でしかなく、システムよりの発想でしかないというわけです。そして、そのシステムよりの発想も、ビジネスブログの内容次第では、マイナスな活動でしかないということです。

結局ビジネスブログには更新頻度を上げる必要があると思い込み、ビジネスブログやお店のブログを更新する時間も人でもないためにブログの代行を検討してしまいます。

このビジネスブログやブログ代行がまったく意味をなさない経費の無駄づかいだということは、こちらのエントリーに書いていますので、ご確認ください。

  『ブログ代行や記事代行は無駄が多すぎ!SEOは費用対効果が高いは嘘

SEOがれまで勉強したのになかなか成果が上がらないという人には、こちらの記事がオススメです。

  『SEOが不毛になるキーワードが増え始めている

こんなことを言っている私も最近はほぼ毎日記事を書いているので気になりますよね。その理由は次の嘘を解説した後で!

専門的でオリジナリティに溢れた記事を!も嘘

 ビジネスブログの運営で、もっとも「真面目な人」をトリコにする正論っぽい嘘が、ビジネスブログに書く内容は「専門的でオリジナリティに富む必要がある」というデマです。

この「専門性」と「オリジナリティ」という言葉の解釈によって、これらを指導する人たちは、指導される人たちを煙に巻いています。

仮にですよ、仮に「専門的でオリジナリティに富む記事」が重要だと仮定して、誰が好むんですか?この記事の中でも『ブログで集客するなら「更新頻度を高めた方が良い」は嘘』の段落の中でクローラーの話を持ち出しましたが、眠くなりそうではありませんでしたか?

 そんな専門的な話は、専門家同士の飲み会で酒の肴として議論すれば良いだけのことなのです。

次に「オリジナリティ」ですが、同様に『ブログで集客するなら「更新頻度を高めた方が良い」は嘘』の段落の中には、私個人の見解も含まれていますが、そこには違う見解を持つ人からのツッコミが…と控えましたよね。そして、仮にこの「専門性」に「オリジナリティ」に飛んだ記事が必要だとしたら、なぜ、まとめサイトが人気なのでしょうか。

どこのまとめサイトを見ても、似たような記事をまとめているのに、その人気に差が出ているのはなぜでしょうか…。

この理由が、ビジネスブログにも高い専門性は必要なく、無駄に「オリジナリティ」を追求する必要はないという理由です。しかし、毎日同じような内容ではダメですし、ビジネスブログですので、記事の盗用は問題外です。

 しいて挙げれば、あなた自身やあなたの会社が毎日行っているビジネス活動は、専門的でオリジナリティに富んでいるわけです。

家を建てる工務店でも、お医者さんが処方する処方薬を提供している薬局でも、虫歯の治療をしている歯医者さんでも、仕事としてのジャンルには同ジャンルの業種と同じ業務やサービスを提供しているわけですが、日々の業務はたとえ同業者と同じサービスを提供していても、お客さんにとってみれば「専門的」なお仕事ですし、「あなた」が接客したり考えたりすることは、常にオリジナリティ豊かなわけです。

 SEOや検索結果での上位表示を果たし、検索結果からのトラフィックを獲得したいという人なら、きっと「人気のキーワード」に沿って記事を書こうとするかもしれません。この「人気のキーワード」に沿うこと自体でもうオリジナリティは削がれ始めているわけです。

どうですか?

検索経由のアクセスを獲得するのが上手な人は、「オリジナリティ」なんて追求していないことがわかりますよね。

 「専門的」と言っても、突き抜ける必要はないわけでう。素人的な記事を書くことはビジネスブログなら考えられません。加えて、お客さんに向けて情報発信をするという目的や、お客さんにあなたの仕事に対する情熱やメッセージを伝えるという目的で記事を書く場合に「素人臭い内容」は書きませんよね。

 ですから、いちいち「専門的に」や「オリジナリティに」なんて考える必要はないわけです。

無料ブログサービスはダメも嘘

 数年前から増えだしたビジネスブログに関するデマ情報のひとつに「ビジネスブログに無料ブログは使うな!」というデマがあります。実際には、あまりお勧めできない無料ブログですが、その理由の多くは、検索経由のトラフィック獲得を目的にした場合、無料ブログだと露出の機会を減らす危険性が少なからずあるからです。

と言っても、そもそも注意しなくてはならないのは、実際に検索結果からのトラフィック獲得が、そのほか全てのトラフィック獲得の手段と比較して、どれほど重要なのか!ということです。

それも、無料ブログだと検索結果での露出機会を損なうようなキーワードから発生するトラフィックが、全体のどれだけを占めるのかを無視して、無料ブログを否定するのはナンセンスとしか言いようがありません。さらに言えば、『SEOが不毛になるキーワードが増え始めている』でもお伝えしていますが、検索上位表示から発生するトラフィックは、検索エンジンを運営するGoogleやYahoo!の思惑ひとつで、その機会を減らされるわけです。

 それなら、SNS的な意味合いもあるアメブロを使って、アメブロで交流する中から、お客さんやビジネスパートナーを見つけることを目的として、アメブロを使ったビジネスブログを始めるのも、とても価値あることだと思います。

新たにドメインと取得して、WordPressを使ってブログを始めるためには、ブログデザインを安っぽくできませんので、プロの制作会社に依頼しなくてはならないでしょうし、WordPressのメリットやデメリット(←この記事内に詳しく書いてます)を理解しながら運営しないとなりませんので、覚えることも増えれば、出費も増えます。

 ビジネスブログをこれから始めようという人や、ビジネスブログを続けていても結果が出せていない人は、新たにドメインを取得したブログを立ち上げたとしても成果を上げることはできません。WordPressを使ったビジネスブログを始めるのは、無料ブログでビジネスブログの運営でそれらに炉の成果を出せてからでも遅くありませんし、無料ブログを使っていて、物足りなさを感じ、本気で情報発信を通じて顧客獲得を目指すと決意できてからで十分なのです。

そのチェックポイントとして、

  1. なぜ、今、ブログ記事を書こうとしているのか
  2. その記事は、誰に向けて書こうとしているのか
  3. そのビジネスブログのエントリーから誘導するコンテンツは、どのページか

最低でも、上記3つのポイントを瞬時に浮かぶようになってからで遅くはありません。

 先述したことと多少、矛盾が生じますが、確かに更新頻度を上げることで、トラフィックは増えます。しかしこれは、私の経験上、更新を止めていたとしても安定したトラフィックを確保できるようになったサイト上に更新頻度を上げたブログを運営した時に限ったことだと思います。

 長文を書く習慣がつくまでは、TwitterでもFacebookでもいいので、情報を発信し、世の中や市場、お客様にあなたの情報を届けるとどうなるのかを体感して理解することから始めてみてください。

そして、TwitterやFacebookに投稿する文字量程度では、十分な情報を伝えられないと感じたら、無料ブログを始めてみる。こんな流れでいいと思います。実際、私もそうでした。私の場合は、TwitterやFacebookよりアメブロなどでの無料ブログを使った情報発信が先でしたが、これら無料ブログの制限に不自由を感じ始めて、WordPressを使ったビジネスブログに切り替えました。

 ビジネスブログにで大切なのは、「どこに書く」ことでも「どれだけ多く読まれるか」でもなく、お客に情報を届けるということがあなたのビジネスにとってどう有益なのかを知り、はじめてみることです。

ビジネスブログでもっとも多くの人が犯している最大の過ち

 ビジネスブログに関して、ネット上に蔓延する情報も含めて、もっとも多くの人が犯している過ちは、文章のテクニックやインターネットのシステム的なことやトラフィックはどうすれば増えるかなどの「能書き」を蓄え、いつまでたっても記事を書かないことです。

更に言えば、書いた記事を自ら誰かに読んでもらう努力をせずに、勝手に誰かが読んでくれるだろうと甘い期待に胸を膨らませていること。そして、ビジネスブログをSNSに投稿したら嫌われるのではないかと臆病になっていることです。

あなたのビジネスは、そのサービスや商品を通じて、お客さんを不愉快にするものではないはずです。あなたが発信した情報でその情報を受け取り不快に思う人は、あなたのお客にはならないでしょうし、あなたの友達としても続かないことでしょう。

 情報発信に臆病になっているということは、そのようにセグメントしていただく機会を自ら放棄し、無駄な仕事をする時間ばかりを増やしていることに他ならないのです。せっかく、あなたのことを選んでくれている既存顧客への時間を割いて、無駄な時間をお客にならない人に対しても使っている。そんな状態なら既存顧客があなたの元を離れるのは自然な流れではないでしょうか。

ビジネスブログの鉄則は、この一言に尽きます。

「いいから黙って、サッサと書け」

【追記】
今回も長いエントリーを最後まで読んでいただき、ありがとうございます。少しは、ビジネスブログに関して、気を楽にして始めることができましたか?既にビジネスブログを運営している人でなかなか成果が出ないという人で、このエントリーを読み終え、難しいことを考えずに「とにかく書いてみよう!後はそれからだ!」とスッキリした気分になっていただけたのなら嬉しく思います。

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