SEOセミナーのため大阪に行ってきました。

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SEOセミナー

SEOセミナーに参加するために大阪に行ってきました。

私も公認コンサルタントとして登録させていただいている全日本SEO協会が主催する「Googleで上位表示するためのサイト構造の作り方」と「上位表示を実現するキーワードの書き方セミナー」というセミナーの2本立て。

全日本SEO協会セミナー

実は今回、大阪でのセミナーに参加するのが主な目的と言ったわけではありませんでした。

メインの目的は講師を務められる鈴木さんとのミーティング。

拙著「小さなサイトの儲かる秘訣、大きなサイトが掘る墓穴」を鈴木さんにお読み頂き、そこからご縁が深まって再開することになりました。

大阪で開催されたセミナーの内容は、流石!と下を巻くばかりの調査内容。セミナータイトルの通り「サイト構造の作り方」ですので、技術的な検索エンジン最適化施策がメインとなりますが、実はこのテーマ、非常にシビアな内容なんです。

SEOには『ツリー型』?それとも『並列型』

概要を紹介すると、WEBサイトの構造をキーワードカテゴリーに沿って『ツリー型』にするのか、それとも階層構造を取らずドメイン直下の階層にすべてのコンテンツを配置するのでは、どちらの方が上位表示させやすいかと言った内容です。

後者はドメイン直下(ABX.com/123/の『123』にあたる部分)にすべてのコンテンツを並べますので『並列型』と呼ばれることもあるようです。

この『ツリー型』か『並列型』かと言う問題は、サイト運営を始める段階で決めておかなければ、サイトが大きくなった後に変更すると大変なことになってしまいます。

HTMLでサイトを作るのなら、管理的な面からツリー型がお薦め。ワードプレスなどのCMSを使うのなら、初期設定に手を加えなければ『並列型』になりますので、そのままでも構わないと言うのが私の見解です。

ツリー型、並列型それぞれのメリットとデメリット

検索エンジン最適化施策を『論理的』に考えると、この2つ、それぞれメリットとデメリットを持っているように見受けられます。

ですから、多くの方がこの問題で悩んでしまいます。

『ツリー型』の場合は、1つの階層構造がテーマに沿って正にツリー型で広がっていきますので、論理的には最上位のテーマは抽象的なキーワードとなり、最下層のコンテンツはより詳細で具体的なキーワードとなります。

これは『論理的』には、より上位の階層にあるコンテンツに対して子ページがぶら下がっていますので、コンテンツパワーが上位に伝わるように感じますが、ドメイン階層自体が、検索ランキングに影響を及ぼすと言ったソースを見つけることは出来ません。

あくまでもWEBサイトを論理構造に合わせ『ツリー型』にする理由は「パンくずリスト」や「ページナビゲーションリンク」の関係で、自然と上位コンテンツにリンクが集まるため、より上位の階層にあるコンテンツが、より上位表示が難しいキーワードで上位表示させやすくなるという「リンクSEO」的な考え方から推奨されてきたサイト構造なのです。(ここ数年、SEOでリンクの話はタブー視されていますからね!)

サイト構造が整理されているかどうかを、ドメイン階層で検索エンジンが追うことはありません。あくまでも検索エンジンロボットはリンクを辿ってコンテンツを巡回しますので『ツリー型』が推奨される理由は「サイト内リンク管理の簡素化」が目的です。

言い換えれば、コンテンツ構造自体は『並列型』であっても、リンク構造的に親子関係が整理されていれば、検索エンジンは「整理された情報」と判断すると考えられます。

しかし、この『並列型』を導入すると、リンク構造を考え込んで作っていかなければ、混沌としたコンテンツ同士のリンク関係が出来上がってしまいます。

そのため『煩雑な情報』と検索エンジンが認識してしまう恐れが出てきてしまうわけです。

サイト構造は組み立て次第で自由度は増す

このどっち付かずの理論は、ワードプレスの『カテゴリー』と『タグ』の使い分けと言うテーマで何年も議論されている内容ですが、私の場合は『タグ』よりも『カテゴリー』の方が【重要な結びつき】と踏まえ、WEBサイトの論理構造を構築しています。

そのため、本サイトには同じ語句のカテゴリー・アーカイブとタグ・アーカイブスが存在しますが、カテゴリー・アーカイブスが上位表示することはあっても、タグ・アーカイブスが同レベルの検索ワードで上位表示することはほとんどありません。

カテゴリー・アーカイブの階層もタグ・アーカイブの階層も深さ的には同じです。

含まれるコンテンツには重複するものもある場合はありますが、ほとんど異なります。

言い換えれば、カテゴリー・アーカイブスとタグ・アーカイブスは『並列』なわけですね。

しかし、上位表示するのはカテゴリー・アーカイブですので、サイト構造が検索ランキングに与える影響はほとんどないと言うわけです。

因に、このアーカイブスに含まれるコンテンツ(ブログ記事)は2階層目。アーカイブスのURL階層は3階層目。同じキーワードレベルで上位表示するのはどちらかというと、アーカイブスページの方なんですね!(階層構造と上位表示達成率が逆転)

しかし、コンバージョン導線が短いのは、言うまでもなく単独コンテンツ

アーカイブスページの最適化施策

ただし、注意していただきたいのは、カテゴリーページが上位表示しやすくなる理由はあくまでも「リンク構造的」な優位性を持っているだけで、このアーカイブスページにはアーカイブスページを上位表示させるための、単独コンテンツにはない施策が必要になります。

アーカイブスページは発リンクが多くなりますし、所詮、各単独コンテンツの抜粋記事の寄せ集めページに過ぎませんので、コンテンツの価値を上げる必要があります。

コンテンツの価値とは「情報量」と「利用度」です。

検索エンジン的にアーカイブスに掲載されている情報が整理されていれば、おそらく「価値あるアーカイブス」と判断するでしょう。後は、そのアーカイブスページにアクセスがあり、ユーザーがそのアーカイブスページを回遊しているかどうかが鍵になります。

大阪でのSEOセミナーを終えて

セミナー終了後、講師の鈴木さんと2時間ほどミーティングを行なわさせていただき、セミナー構成に関して少しだけご提案をさせていただきました。

後日Facebookのメッセージでスッキリ改善できたとお喜びのメッセージを頂きました。

2時間のセミナーの中で情報ソースとアイデアをお伝えする鈴木さんのセミナーでは「知っておいていただきたいこと」と「求められている情報」そして「真に伝えたいこと」を組み合わせるのが難しいテーマにさしかかることがあります。その時サービス提供者としては「顧客に求められるもの」を優先させるのが「善」ではあるのですが、先を見据えた際、伝えておかなければ、過去のGoogleアルゴリズム変動の時のように誤った方向に顧客が進んでしまう場合があります。

そこをどうお伝えするか。

直接的に話せば間違いなく「興ざめ」します。セミナーの構成でそれとなく参加者にインストールしなければならない難しさがここにはあります。

私が改善された同内容のセミナーに参加することはかないませんが、きっと鈴木さんはこの難題を克服され、更に有益な情報をセミナーでお伝えされることだと思います。

全日本SEO協会のセミナー日程は下記をご確認ください。

SEOセミナースケジュール