マネジメントとマーケティング

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マーケティングとマネジメント

マネジメントとマーケティングの一貫性は保たれていますか?

今回は本日午前中に電話コンサルを実施したときの話題にも上がった、マネジメントとマーケティングに関してご紹介します。

大阪の若き敏腕経営者で成長株の頼もしいクライアントさんがいます。

彼はまだ30歳にも満たない新進気鋭のやり手なのですが、ネット集客やWeb活用のスキル向上と仲間達の発展を願って私のサービスの中でも特に厳しいコースを選択し頑張ってくれています。

ですので、結果を出すのが断然早い!

しかし、年齢が若いこともあり「経験不足」を補うために、そしてその「経験不足」という謙虚さが若干「アダ」となり不安を掻き立ててしまうことがよくあるようです。

特にスタッフさんへの教育や指導。そして退職…。

経営者が若いとどうしてもスタッフも若くなりがちですので、結婚や親の都合などで退職する人も出てくるとのこと。

こう言った時に「会社が嫌で辞めたんじゃないことは分かってるけど…」と一抹の不安を覚えるとのことでした。

そして、そう言ったマネジメント力を養うために、マネジメントのエキスパートを紹介してくれないかとなったわけです。

マネジメントとマーケティングには一貫性が欠かせない

私がこれまで関わってきた会社の中で、マーケティング部門とマネジメント職にあたる人物との方向性がチグハグになっていた会社がいくつかある。

実はこう言った企業は、問題解決に必要以上の時間とコストがかかってしまう。

なぜなら、あのピーター・ドラッカーもその著書「マネジメント」の中で次のように言っています。

「企業の目的が顧客の創造であることから、企業には2つの基本的な機能が存在することになる。すなわち、マーケティングとイノベーションである」

私の解釈としては、会社という組織を運営する中で、それを機能させるためには、マーケティングとイノベーションと言う2つの機能があると言っているのだと考えています。

マーケティングとイノベーションに関する解釈はその前後関係においてもさまざまありますが、この場合のマーケティングとは「現存する顧客の欲求に応えること」で、イノベーションとは技術革新ということだけじゃなく、新たな市場を作り出すこと、言い換えれば「将来的に沸き起こるであろう顧客欲求を創造し解決策を提供すること」だと解釈しています。

これらをどのような方向性を持ってプロジェクトとして進めていくのか…

これが「マネジメント」

言い換えれば、マネジメントとマーケティングに一貫性が重要ということではなく、当たり前然として、マネジメントを行なう方向性に沿ってマーケティングが行なわれる。もしくは、マーケティングを進める中で明確になってくる自社の顧客とそこから発展するイノベーションによってマネジメントの方向性が位置づけられるということになります。

即ち、前述した「マーケティング部門とマネジメント職が対立する会社」というのは、マネジメント職の人材はイノベーションを求めており、マーケティング部門は、データ(数字)や経験から明らかになっている既存顧客や常連顧客にフォーカスしている故に、この衝突が起こっている場合がほとんどです。

更に遡れば、マネジメントもマーケティングもどちらかを突き詰めて学び実践すれば、双方のスキルを補うことができるということです。

そして、マーケティングばかりを重視する中、この若き経営者のようなイノベーターにとっては「マネジメント力」に不安を感じるわけなのです。

その理由は、マネジメントを行なわなければならないこと、マネジメント力を養いスタッフの成長を引き上げてあげたいと熱心に思うあまりに、マーケティングを現在学ぶ中、イノベーションの欠如を肌感覚で感じてしまうからです。

解決策はいくつもありますが、その中でもっともシンプルな方法を1つご紹介します。

それは…

マネジメントも、マーケティングも、イノベーションも1人で全てを学び実践するのは難しいということを「知る」ことです。

このことを知れば、焦りや不安は消えていきます。

必要なことは「経営肌」が教えてくれます。

そして、今すぐ着手できることから始めてみる。

始めたら、とことんやってみる。

「もう、このことだけじゃダメだ!」と思った時に次をやればいいだけなのです。

経営における有名な「3M」

経営における有名な言葉(誰が言ったのか忘れてしまいましたが)に「3M」という言葉がありますよね。

あなたもきっとご存知だと思います。

この「3M」にもいくつか種類があるのですが、私は「Management(マネジメント)」「Marketing(マーケティング)」「Mind(マインド)」の「3M」をよく使います。

マネジメントとマーケティングに関しては、既にお伝えした通りですので、ここでは「Mind」に絞ってお伝えしますが、「Mind」即ち「心」や「精神」「内心」と言ったことです。

先程のマネジメントとマーケティングの一貫性のところでも少し触れましたが「どういった方向性を持って」というのがこの「Mind」にあたるところです。

私はよく「既存顧客にフォーカスして(マーケティング)」「既存顧客の更なる欲求に(イノベーション)」という話をしますが、それはなんのために行なうのかという軸がブレてしまっては、詳細な戦術や施策は回を追う毎に支離滅裂になってしまい、その結果、反応率や顧客リストの目減りへと繋がってしまいます。

簡単な目標設定として有名で、下世話な目標とされる「稼ぐ」というものがありますが、この「稼ぐ」という目標一つをとっても「繁栄し続ける稼ぎ方」と「一発充てて消える稼ぎ方」があります。

この違いを出しているのが「Mind」

Mindは顧客によって育てられることが多々あります。

そのためには「マーケティング」が、ピーター・ドラッカーの言葉を借りれば「現存する顧客の欲求に応えること」に邁進していれば、この既存顧客によってMindは成長していきます。

崇高な目標や社会貢献を目標として立派な志ありきでビジネスをスタートさせても、悲しいかな長続きしないのが今の世の中のような気がします。

しかし、マーケティング「現存する顧客の欲求に応えること」を通じて稼ぎ続ければ、嫌でもMindは成長させられ「事業ビジョン」に目覚めるのではないでしょうか。

起業時には部屋の飾りにもならない「崇高な企業理念」ですが、ビジネスを成長、存続させるためには必須ではないかと思います。

顧客ではなく『顧客の財布からいくらかすめ取るかにしか興味がない稼ぎ方』を続けた結果、今の時代はシビヤにもそう言う企業を消滅へと追い込んでいるとも言えるのではないでしょうか

マネジメントもマーケティングもお婆ちゃんの知恵

ここまで、マネジメントやマーケティング、イノベーション、マインドと経営哲学的な小難しい話をしてきましたが、なんだか私達を育ててくれた「昭和のお婆ちゃん」が話してくれたことに共通する部分が多いような気がします。

私と同年代の経営者さんや先輩経営者さんなら誰もが知っている、ピーター・ドラッカーやナポレオン・ヒル、マザー・テレサ…挙げれば切りがありませんが、日本で言うところの「昭和の偉人」達はその著書の中でかなり共通する部分を語っています。

マザー・テレサにすれば、正に「昭和のお婆ちゃん」

私の祖母は、小難しい話はせずに「人の話をちゃんと聞きなさい」「人に喜ばれることをしなさい」「思いやりをもって」とマーケティングとイノベーションについて「日本流の躾」として教えてくれました。

大阪の若き経営者も「思いやり」があればこそ、悩みも生まれてきているのだと思います。

実践して、次の壁にぶつかったので、悩みが生まれたのだと思います。

それは、誰のためなのか…

自分のためだけで終わるのなら、ビジネスも自分のためだけに消滅するでしょう。しかし「誰かのため」と思いやりを持ち続けた経営を続ければ、その先々でぶつかる壁や悩みも「3M」が解決してくれますし、顧客が直接声にすることはないかもしれませんが、教えてくれると思います。

さて、問題です。

この記事の冒頭に掲載しているのは、先日訪れた宮崎県にある天岩戸神社に行く道中にある道の駅で頂いた「だご汁定食」の写真です。

なぜ、この写真を載せているか、あなたなりの答えをコメントとして残していただけると光栄です。

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