
フューチャーマッピング®とは、神田昌典氏が当初考案した「全能思考」というフレームワークが更に進化され、今や全世界155カ国でこのフューチャーマッピングを使いこなすための講座などが開催されているようです。
(フューチャーマッピングの公式サイトはこちらをクリック≫ フューチャーマッピングについて)
【お断り】フューチャーマッピングは商標権を登録されている名称ですが、本記事では「®」を一部省略させて頂いております。失礼に当たる行為かもしれませんが、お許し頂けると幸いです。本記事は決して商標権を侵害する目的で執筆いたしておりませんことを、本文の内容よりご確認頂けると幸いです。
フューチャーマッピングは商標登録された商品ですし、私は認定ファシリテーターでもございませんし、神田昌典氏が開催している本講座にも参加していません。ここでフューチャーマッピングの正しい使い方をご紹介するには至りませんが、このチャート式思考整理術に関して、私は過去、同氏が日本でも普及させたマインドマップに始まり、“全脳思考”、“ストーリー思考—「フューチャーマッピング」で隠れた才能が目覚める”
の2冊を読み、実践を通じて身に付けた「我流」のフューチャーマッピング活用方法です。この記事を通じ何かのお役に立てばと、今回『お知らせ&ニュース』というカテゴリーでご紹介させて頂く事にしました。
フューチャーマッピング®は、目の前の『課題』を記すことから始める
コラムトップに掲載した画像(左側)が、今回作成したフューチャーマッピングですが、初めに行なうことは、「目の前の課題」を書くことから始まります。(画像左側紙面の左上部オレンジ色の小さな囲み)
今回、私がなぜ、フューチャーマッピングを行なおうかと思い立ったかというと、実は頭の中にあるビジネスアイデアと取りかかりの仕事、そして受けているご依頼の全てが、1本の線で繋がって入るものの、これらの業務をどのように組み合わせるのがベストなのかと迷っていたからなんです。
3月に電子書籍をリリースし、ネット集客やマーケティングのコーチングといった仕事も順調で、クライアントの中ではさっそく成果を上げ始めた方もいるのですが、企業へのコンサル内容を充実させるためにも、また、私自身の実践とスキルUPが欠かせないと考えていいるなか、ちょっとした飽和状態に陥ってしまっていました。
また、ここ2年ほど構想はドンドン膨らむのですが、準備がなかなか進まないというビジネスアイデアもあり、その準備にブレーキをかけている要因も『なんとなく』は、判ってはいるものの打開できないままでいました。
クライアントへのコーチングを行なえば、「次に彼には!」というアイデアも広がり、それを企画に落とし込み、次の一手を打たせるための連絡や指導を行ないます。
企業に対して次のキャンペーン企画を練っていたり、実際に指導をしていく中、別の企業の打開策アイデアが浮かんだり、そのために私自身がどのような実践テストを行なえば相乗効果が期待できるのかなどのアイデアも出てきます。
更には、そう言った日々を送っていると、現在進行形の実践テストの結果が上がってき、改善を加え、次のテストをスタートさせなければなりません。
いくつかのテストを並行実施していると、関連づけられるものは関連させないと、汎用性に欠けてしまうため、バラバラに行なっていたテストをミックスさせて、より具体的なテーマに沿ったテストを実施したりもします。
こう言ったことを複数行なっていくと、今回のように整理できなくなってしまい、『今やるべきこと』と『実際にやっていること』に矛盾があるような感覚に陥ってしまったわけです。
あなたも経験はあるのではないでしょうか…
「今、これをやるべきなのだろうか…」と
そんなモヤモヤした頭の中を整理するためにも、今年3月に行なったフューチャーマッピングを改め、再度実施しようと思ったわけです。
しかし、いざ、フューチャーマッピングを始めよう!とノートを開いたものの、肝心の『課題』を書くところで手が止まってしまいました。
フューチャーマッピング®の『課題』に【執着】する必要はない
結論から、お伝えしておくと、この時書いた『課題』はフューチャーマッピングの作業を進める中で、適切じゃないことに気付きました。
しかし、関係ありません。
フューチャーマッピングは、目先の『課題』を書いて始めるものの、出来上がった際には、その【目先の課題】から【最終的に達成したいテーマ】が導きだされてきます。
今回、私がフューチャーマッピングを書こうと思った動機は、先の段落でもお伝えしましたが「頭の中のモヤモヤを晴らしたい」というものでしたが、「ノートに書き込む『課題』」は何にしようかと10分程度迷ってしまったんです。
その結果、適当だとして設定したのが、「年初に掲げた目標」となったわけですが、今思えば、フューチャーマッピングの左上に書き込む『課題』は“頭の中のモヤモヤを晴らしたい”で良かったんだと気付けたのです。
では、なぜ、そんな「ボヤっとした」「日常的」な『課題』でフューチャーマッピングを描き始めたとしても【最終的に達成したいテーマ】に到達できるのかを、私が実際に行なった手順に沿ってご紹介したいと思います。
フューチャーマッピング®で初めに書き込む
『課題』は、
ボヤッとしていても、俗世間的な欲求でも構わない
フューチャーマッピング®を描く手順
- 課題をノートの左上に書く(左画像、左上オレンジ枠)
- タイトルボックスの枠を書く(上部緑色)
- 6マスのメインボックスを描く(中央オレンジ枠)
- タイムラインの設定:オレンジ枠右下に課題達成の締日を記入する
- (2)の『課題』を隠す
- (3)右上に【120%ハッピーにしたい1人】の名前を記入する
- ラストシーンを想像する
- (6)で設定した人物がラストシーンを迎えて口にする「ひと言」を書く
- (7)と(8)を具体的にする
- ギフトボックスを描く(右下:トップ画像では水色の水玉模様の箱)
- ギフトボックスの中味を描く:(10)右脇の緑とピンクのイラスト
- (6)の人物の現在を【セリフ】調で書き込む
- 6マス枠内に曲線を『利き手と逆の手で』描く(水色曲線)
- (13)の変化のポイントをマーキングする(水色曲線上の赤丸)
- (14)のポイント下部に、(6)の人物のセリフを書き込む(「」付き赤文字)
- (15)の下に、そのセリフを口にする【背景】を描く
- (5)で隠していた【課題】をオープンにする
- (15)(16)のキーワードを参考に、曲線上部に実際の行動シナリオを書く
- (3)の6マスを3パートに分け「まえ」「なか」「おわり」とし、それぞれの枠内にあるキーワードを抜き出し記入する
- (2)にメインタイトルを書き込む
- Baby stepを記入する(オレンジ6マス左下から伸びる赤矢印)
実際に、Baby stepを実行し、フューチャーマッピングのシナリオに沿って行動する。
私が実際に行なったフューチャーマッピングの手順詳細は次のコラムでご紹介します。
本格的にフューチャーマッピングを取り入れられたい方は、下記の書籍がおすすめです。
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