モバイルフレンドリー・アルゴリズムとどう向き合うか

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モバイルフレンドリー

モバイルフレンドリー・アルゴリズムが発動する本日、一部このGoogleの実施に関して「モバイルゲドン」と呼ぶ人たちもいるようだが、果たしてどうなのだろう。

これまでにも、モバイルフレンドリーに関しては、いくつかのコラムでお伝えしてきたが、このアップデートは、Googleから次のように言われていることだと言うことを再確認して欲しい。

google

【Google心の声】
「おかげさまで、検索エンジン市場において、私達(Google)は、デスクトップ検索並びに、スマートフォン市場においても圧倒的なシェアを確立させて頂けております。その背景には、Google Phone(Android)ユーザーが増えて頂けたことにも起因します。」

「そこで、お願いがあります。スマートフォンから検索された多くのユーザー様が、検索結果からあなたのサイトに訪れた際、『閲覧し難い』と感じられ、何度も検索し直されたのでは、また、スマートフォンで見やすいサイトに行きつくまでに時間がかかってしまっては、結果、私達が提供する検索サービスから離れられてしまう危険があります。そうならないように、私達の検索サービスが良いものだとより一層感じて頂けますように、スマホ対応へのご協力をお願いいたします。」

「また、スマホ専用サイトを従来のデスクトップ型レイアウトのサイトとは別のURLで構築されておられます企業様に関しては、『ややこしい』『面倒な』設定をされますと、私ども(Google)では、適切に判断しかねますので、判り易い方法で設定ください。また、私達Googleが推奨している方法でスマホ対応を検討されるか、推奨している設定にてスマホとデスクトップサイトの併用をお願いいたします。」

「こうして頂けなければ、適切に御社のサイトを評価できず、検索結果の順位を落とす事に繋がってしまいますので、よろしくお願いいたします。」

追伸:既に権威のあるサイト様においては、この限りではございませんが、できる限りのご協力をお願いいたします。」

この、【Google心の声】を、単なる私の妄想だろうと笑う人もいるだろう。

しかし、これまでに発表されているモバイルフレンドリー・アルゴリズムに関する情報と、スマートフォン市場でGoogleが進めようとしていることを照らし合わせると、このような解釈が出来なくもないことも事実だ。

ここで注意しておいて頂きたいのは、次の5つの点だ

  1. スマートフォン検索においてのみ影響が出る
  2. 適切な設定なしにモバイルフレンドリーは実現できない
  3. スマホ対応にはGoogle推奨の方法がある
  4. 既に権威あるサイト(Googleも高評価を与えているサイト)への影響は少ない
  5. スマホ検索はデスクトップ検索とその様式が異なる

スマホ検索の結果では、そのほとんどの端末でファーストビューには広告しか映らない。更にスクロースする際に誤ってタップすることもあるし、Androidにおける検索ではパーソナライズ化された順位が表示される。

モバイルフレンドリーへの対応をどうするか

これらのことを踏まえて、今、正にモバイルフレンドリーへの対応を検討されている方々に言っておきたいことがある。

今、ホームページをスマホ対応させるためにリニューアルを急いでは行けない。

なぜなら、ハッキリ申し上げるが、ホームページ制作業者の多くが、その足下を見ている。

ズバリ言うと「高値を設定している」と言う訳だ。

今、『優良顧客と永く付合うための価格戦略(仮)』という書籍を執筆中だが、私もホームページ制作を『売る側』でもあるので、今と言う時期にスマホ対応サイトやレスポンシブWebデザイン化へのホームページ・リニューアルは『稼ぎ時』と言えるかもしれない。

既に情報に敏感な方達は、多くの制作会社から見積もりをとり、レスポンシブWebデザインやスマホ対応へのホームページ・リニューアルを終え、モバイルフレンドリー・アルゴリズムによる順位変動の結果が出るのを待っている。

私のところにも数件相談や見積もり依頼が来たが、その内の1件に『魅力的な価格を提示頂きましたが、ちょっと安くて不安』という理由を頂き、私自身アイミツにはそんなに参加する方じゃないのだが、アイミツ・プレゼンの仕方を再度見直すようにした。

ひとえにモバイルフレンドリー、スマホ対応と言っても実はかなり奥が深い。

今回のアルゴリズム施行に関してGoogleは「モバイルフレンドリー・テスト」に合格していれば良いと言ったようなことを発表しているようだが、それはあくまでも自然検索における話だ。

Googleがなにを目指し、どこに行こうとしているかは、Google関連の書籍を読めば、ある程度予測することはできる。

ここを抑えると、自然検索の結果はそれほど重要ではないとも言える。その理由が、Androidの普及による自然検索の衰退とパーソナライズ化された検索の普及だ。

これを推し進める理由はいくつかあるが、これに適応するためには、リスティング広告とSNS活用が不可欠になる。

リスティング広告とSNS活用を含めたSEOを行なうことによって、自然検索とパーソナライズ化された検索結果の両方で、検索ユーザーにアプローチできるようになると言う訳だ。

現に、私はこの手法を取り入れ3年になるが、一般的に言われるビッグキーワードでの自然検索順位は圏外だが、パーソナライズ化された検索がスマートフォンから行なわれているおかげで、それらのキーワードからサイトにアクセスを頂き、ご縁を頂いている。

SNS活用に関してのSEO効果に関しては、否定的な意見が多いようなので、ことさらにその否定的意見を否定するようなことはしないが、この手法に関しては現在リリースしている書籍と、5月リリース予定の【SEO/PPC】という書籍でそのメカニズムと事例を解説させて頂いているので、リリースされたら是非手に取って頂きたい。

モバイル検索の純粋な順位は追おう

スマホ対応のサイトを作るべきかどうか、レスポンシブWebデザインへのホームページリニューアルを行なうべきかどうかを迷っているようなら、自然検索の順位をチェックすることをお勧めする。

私も使っているし、ホームページ制作会社でSEOのサポートをしているようなちゃんとした会社なら、間違いなくと言っていいほど使っている検索順位チェックツールがある。

それが、検索順位チェックツールGRCだ。無料版でも3つのURLと20個までの検索キーワードで順位測定を毎日1クリックで実施可能だが、おすすめはやはりビジネスライセンスだ。

ビジネスライセンスは1年契約だが、URL数も追跡する検索キーワード数も無制限。

「そんなにたくさんサイトは無い…」という読者も多いだろうが、私はこれでライバルサイトをチェックしている。

デスクトップ版の通常検索順位のチェックとモバイル検索の順位チェック結果を比較すれば、自身の業界で本当にモバイルフレンドリーへの対応を急ぐべきかどうか、制作費が高い今、本当にやるべきがあるかどうかを判断できるようになる。

モバイル検索の順位を知りたいなら

≫ モバイル検索の順位追跡も可能「GRC」詳細はこちら

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堺ブレイザーズ(旧新日本製鐵バレーボールチーム)を引退後、様々な職業経験を積んだのち2010年に起業。ネット集客サポートのほか、ホームページの自社作成&自社運営の指導(企業内WEB対策チームの養成)を行う。この公式ブログでは、WEB活用だけでなくマネジメントや働き方改革、選挙と政治など様々なジャンルの情報発信を行っている。2018年9月から自ら働き方改革を始め、派遣の港湾労働者として現場の働き方改革の体験を始めている。 10数冊の著書があり、自らも出版事業を始め"WEBと出版をつなぐ新たなカタチ"を導入したコンテンツ・マーケティングを提供している。

1コメント

  1. 「モバイルフレンドリー・アルゴリズム」という言葉を使っているので、このようなモバイル専用の検索ランキングを決定するアルゴリズムが存在するのかといった誤解を招く表現に関して、謝罪いたします。
    その後の追跡結果から、私の見解では、モバイル上での検索ランキングは、モバイル検索経由のアクセス及び、モバイル端末からのアクセスに対して相対的に評価されていると感じ、それ以外の検索ランキングを決定する要因は、正規URL(通常PC用サイト)上のコンテンツによって評価されると考えています。
    詳しくはまたコラム化いたします。

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