長老と若きリーダーの寓話【解説】

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SEO村人理論

長老と若きリーダーの寓話は、いかがでしたか?

まだ、お読みでない場合は、下記よりまずは「長老と若きリーダーの寓話」をご覧ください。

今回は「長老と若きリーダーの寓話【村人理論】」の解説を行ないます。

それでは、さっそく・・・

この物語に搭乗する「長老」は、古くから運営されているホームページを人物化したもので、「若きリーダー」は最近公開された新しいWebサイトを現しています。

「案内人」は検索エンジンで、村人はインターネット・ユーザーという位置づけになります。

知識量や情報量はページ数と捉えることができ、それぞれのリーダーに寄せられる「尊敬」は、それぞれのホームページに向けられる【被リンク】や【Facebookの「いいね!」】などに置き換えて考えることができます。

被リンクに関しては、ホームページのSEOに関係することは、多くの方がご存知でしょうが、Facebookの「いいね!」や俗にいわれる「ソーシャル・シグナル」に関しては、SEOというよりも、「閲覧者への影響度」として捉えた方が良いかもしれませんね。

長老の活動が鈍いと言うことは、更新頻度が低いことを意味し、活動的に方々を見聞する若きリーダーの快活さはそのまま更新頻度の高さを表します。

更新頻度が低くても、アクセスされる古いサイトを検索エンジンは高く評価しますし、アクセスはまだ少なくても、更新頻度が活発な新鋭サイトを検索エンジン(特にGoogle)は評価する傾向にあるということが、この2人の様子から伺えます。

若きリーダーが近隣諸国で見聞きしたことを、仲間達に伝えたことはSNSへの投稿に置き換えることもできますし、その仲間達が若者のことを伝え始めたり、若者から聞いた話を自分の家族や友人に伝えたりする様子は、SNSで拡散している様子に置き換えることもできます。

長老だけに助言を求めていた村人が、若きリーダーをも頼りにし始める様子は、昔からある情報サイトや大手メーカーサイトだけではなく、新しく誕生した情報サイトや、これからあなたが公開し運営を始めるホームページの可能性を示唆していて、ホームページの運営次第では、老舗大手メーカーのサイトに対しても充分に立ち向かうことができる、インターネットの可能性を示しています。

その後、長老と若きリーダーの前に相談者の行列ができ、せっかく並んだものの村人が求める知恵やアイデアが、もうひとりの相談者に聞いた方が結果的に最適な情報を得られたと言うくだりは、情報の氾濫とそれによる混沌は検索エンジンの黎明期とよく似ています。

残念なことに、この現象はインターネット黎明期だけじゃなく、次々に登場するSNSサービスやスパム行為のせいもあって、現代インターネット事情としても悩ましい点として押さえておきたいところです。

その後、案内人(検索エンジン)が登場し、直接長老や若きリーダーの列に並ぶ前に、案内人の前に並ぶようになったことは、検索エンジンの代表格がYahoo!からGoogleに変わったことを物語っています。

また、現在の検索エンジン事情、SEOの観点から見ると、頻繁に行なわれるGoogleのアルゴリズム変更や、新たなアルゴリズムの導入。そしてYahoo!が行なっている検索結果への独自コンテンツ差し込み、不正業者廃絶への改善などがこれにあたります。

やがて、経験や知恵を持つ長老や最新の情報を集め独自のアイデアとして村人に応えていた若きリーダーに変わり、村人はまず初めに案内人を頼るようになります。

長老も若きリーダーも、自分の力をより村全体に役立たせてもらえるように案内人を頼るようになったというところは、古いサイトであっても、新しいサイトであっても、検索エンジンの仕事がスムーズに行なわれるように配慮しだしたと解釈でき、Googleのガイドラインに沿って行なわれるSEOに置き換えてみる事が出来ますし、具体的な施策としては「Googleへのサイトマップ送信」などがこれにあたります。

村人が、直接長老や若きリーダーの前に並ばず、案内人に頼ろうとした時代はGoogleの最盛期を物語っていますが、先述した通り、心ないSEOスパマーのせいで、それすらあてにできなくなっている今のインターネット事情を考えると、人々は「案内人」に頼るのではなく、もっと近しい人に相談してから、長老か若きリーダーのいずれかの意見を聞き、それをまた近しい友人とシェアし参考にするかどうかを決めると言った流れが、今、Facebookを初めとするSNSで生まれているようにも思えます。

SEOをテクニック論としてだけみると複雑に見えたアルゴリズムやその背景も、この寓話を通してみればSEOに限らずインターネットの世界がいかにも人間らしく動いているように感じられるのではないでしょうか。

今回ご紹介した「長老と若きリーダーの寓話【村人理論】」は、特にインターネット誕生から、ワールド・ワイド・ウェブへの発展、そして検索エンジンの誕生とGoogleが最盛を極めるまでを題材とし物語化したもので、この歴史を押さえることで、私はこれまで100業種以上の企業に対しネット集客のコンサルティングとホームページの改善を行ってきました。

しかし、未だに検索エンジンへの攻撃「SEOスパム」とその対応はイタチごっこの体を脱しません。そんな中、Facebookやラインを初めとするSNSが、私達のビジネスだけにとどまらず、生活やあらゆるシーンに入り込んできました。

ビジネスだけではなく、プライベートなところまでこれらが入っていってくれるのは、ネットやホームページを使ってビジネスを進めている、あなたと私にとっては非常にありがたいことではあるのですが、その反面「選択肢が多岐にわたり」何から手をつけるべきなのか、何を重視してやるのが一番良いのか・・・といった新たな悩みを生んでしまっていると感じています。

この「長老と若きリーダーの寓話」には【後編】があり、そこではSNSとホームページ、SEOとSNSの活用方法などに関して、お伝えしています。

インターネットの発展や各サービスの登場は、とても私達の実生活と似ています。そういった身近な感覚としてホームページのSEOやSNSの活用方法などを身に付けて頂ければと思います。

「長老と若きリーダーの寓話」【後編】は、私が10年以上ネット集客を実践し、これまでコンサルティングを行なってきた内容から汎用性の高いものを優先的にまとめた電子書籍「あなたも3分の1の労力で5倍の成果を上げることができる」の中でご紹介しています。

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堺ブレイザーズ(旧新日本製鐵バレーボールチーム)を引退後、様々な職業経験を積んだのち2010年に起業。ネット集客サポートのほか、ホームページの自社作成&自社運営の指導(企業内WEB対策チームの養成)を行う。この公式ブログでは、WEB活用だけでなくマネジメントや働き方改革、選挙と政治など様々なジャンルの情報発信を行っている。2018年9月から自ら働き方改革を始め、派遣の港湾労働者として現場の働き方改革の体験を始めている。 10数冊の著書があり、自らも出版事業を始め"WEBと出版をつなぐ新たなカタチ"を導入したコンテンツ・マーケティングを提供している。