検索順位を操作する方法

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検索シェアよりもマインドシェア

検索順位を操作するとと聞いて、「また過激な!」と思われた方は、かなりのSEO通ですね!

しかし、これからお伝えすることは、スパム行為の新テクニックでも、Googleの裏をかく新手法でもありませんので、ご心配いりません。

順を追ってお伝えしていきますが、2015年を迎えるにあたり、Apple製品(iPhoneやiPadなど)に搭載されているSafariの検索エンジンがBingになる噂や、既にSiriにおいてはBingが採用されているななど、スマートフォン全盛の時代の中で各社のWebマスターは、敏感に情報を集め戦略や方針を決めかねているところではないでしょうか。

また、2015年からはFacebook検索がBingから離れオリジナルな検索エンジンの開発に取り組みサービスの向上を図っていきます。

あまり使っている方は多くないかもしれませんが、ツイッターには以前から同様のツイッター内検索機能があります。

GoogleがSNSからのアクセス流に対してどのような評価を与えるかは、公式の発表でさえ「アナウンス」的な要素やこれらの発表は具体性に欠けることから、「鵜呑みにしない」という立場を取り続けていますが、先日の記事(2015年に向けたSEOを考える)の中でお伝えしているパーソナライズ検索を考えるとGoogle+の位置づけやYouTubeのSNS的な要素などは見逃せなくなってくるでしょう。

「検索順位を操作する」の本当の意味

おそらく、これまで「検索順位を操作する」と言えば、検索エンジンのプログラム的な隙をついてリンクを大量に貼るなどのスパム行為を意味してきたことでしょう。

しかし、本記事でお伝えする「検索順位を操作する」というのは、【パーソナライズ検索】を味方につけるという戦略と、各SNS内での検索シーンを戦略的に把握し、ユーザーの検索シーンとマッチングさせ、その結果、Web検索に反映させ「Web検索の上位表示を達成する」という意味です。

これは、何も存在するのかしないのかがハッキリしない、以前話題にも上がった「ソーシャルシグナル」についてだけ言及するわけではありませんので、早合点のないようにご注意ください。

ソーシャルシグナルとは

ソーシャルシグナルという言葉は、以前SEOの業界で話題になった言葉で、Facebookをはじめとするソーシャル・ネットワーキング・サービスに貼られてリンクから流入したアクセスを検索エンジンが評価しサイトの価値、または該当のページの価値を引き上げ、検索結果に反映すると言ったものですが、現在、このシグナルがどれだけ働いているのか、Facebookからのシグナルが大きくツイッターからのシグナルは小さいなどハッキリしたデータはございません。

また、Googleのマットカッツ氏のコメントによると、Facebookやツイッターは他社のサービスであるため、思うように検索結果やサイトの評価を行なう上で充分なデータが取れないので、重要なシグナルとして位置づけできないとの発表もあります。

時折誤解を生じるようですので、補足しておきますが、Google自体がFacebookの「いいね!」の数やTwitterのリツイートの数、お気に入りの数などが直接的なソーシャルシグナルに反映しているかどうかは、私もあまり意識はしていません。便宜上この「ソーシャルシグナル」という言葉を使わさせて頂いておりますが、現在も有効である「優良サイトからのリンク」というか遅を考えると、FacebookやTwitter、YouTubeで話題になったリンクは、結果として何らかのシグナルとして検索エンジンは評価せざるを得ない、また今後評価できる方向に進むだろうと考えるのが自然だと考えています。

また、インターネットユーザーの行動と自社のWeb活動の成果を図るひとつの項目として「ソーシャルシグナル」という言葉を用いる場合もございます。

採用されている検索エンジンと検索シーン

さて、一般のインターネットユーザーはあまり気にしていないことですが、各社のWeb担当者及びSEO業者は敏感に情報を集めている、各ブラウザ毎にデフォルトで設定されている検索エンジンシステムの違い。

過去、スパム育成道場としてより多くの上位表示テクニシャン要請に貢献したYST(Yahoo!の検索システム)ですが、現在はGoogle検索エンジンを2年更新で契約中です。

検索結果に関しては、Googleのランキングを採用しながら、「NAVERまとめ」やYahoo!ニュース、Yahoo!知恵袋、Yahoo!ショッピングなどの自分大好きコンテンツを差し込んでいます。

Googleはと言うと、関連キーワード、ニュース・トピック(直リンク)とシンプルで、bingに関しては、bingニュースくらいですが、検索BOXにカーソルを置くと、「話題の検索ワード」を提示するなどオリジナルなサービスを提供しています。

昨今では各ブラウザのアドレスバー(URL)が表示されるところが検索BOXの役割を果たすようになり、デフォルトで指定した、又は指定された検索エンジンでの検索が可能ですが、iPhoneやiPadでの既定の検索エンジンが現在はGoogleであり、この契約が来年の2015年に切れbingになるかもしれないと言う可能性を秘めていることを、知らなかったという方も少なからずいらっしゃることでしょう。

既に、iPhoneなどに搭載されている「Siri」での音声検索にはbingが採用されており、これには上位5件しか表示されません。またお店などに関する地図情報はYahoo!から情報提供がなされています。

それに対して、Android携帯はと言うと、Googleの一極支配のようです。(Androidの実機を持たないので、実機をお持ちの方からのコメントをお待ちしております。)

補足ですが、2014年スマートフォンOSのシェアは、Androidが約50%、iOSが約42%。タブレットに関しては、Android約45%に対しiOSは約44%と肉薄している。

このことを踏まえると、音声検索が普及したりAppleが既定の検索エンジンをGoogleからbingに乗り換えるようなことになれば、検索エンジンからの集客を軸とするだけでは、施策多岐にわたり効率を下げることになるでしょう。

検索エンジン対策よりも検索シーン対策を

2015年のネット集客、Web活用を考えると、検索エンジン対策よりもネットユーザーの検索シーンと御社の商品特性を鑑みた「検索シーン対策」が必要が結果的に検索エンジンへの最適化も果たすという結果をもたらしてくれると考えています。

各ブラウザはキャッシュを蓄積し、より親近感のある企業のWebサイトをユーザーに返すこととなるのは、Googleがパーソナライズ検索を採用し、現段階でGoogle+からのソーシャルシグナルを「重用視するまでに至っていない」「開発を進めていきたい」とのコメントが差す通り、Webの検索結果において、社会的信用もさることながらユーザーからの信頼や親近感を得られる企業を積極的に検索結果に返すようになると考えられます。

そのためには、検索エンジンも然りですが、SNSやメールマガジン、最近ではあまり見かけなくなりましたがQRコードからなど様々な経路からのアクセスをユーザーに促す戦略が今後大切となってくることでしょう。

既に始まっている「双方向性のWebサイト」や「双方向性のあるWebサイト」という作り込みが、2015年の検索順位を捜査する結果に繋がってくるのではないかと考えています。

具体的施策

今回は2015年のネット集客を考えるという内容の記事の続編という位置づけでお伝えしてきており、仮説の多い記事ではありますが、既にパーソナライズ検索は始まっており、私の運営しているいくつかのサイトでは「オーガニック検索で4ページ目以降」のキーワードにて、アクセスが頻発するという現象を起こしているものがいくつかあります。

絶対数の母数が数100や数1000というサイト数でもありませんし、それらのアクセスが数万、数十万PVというものではありませんので、こちらも「仮説の域を出ない」と言えばそれまでではありますが、2014年下半期のテストでは、この仮説からいくつかのポイントを見つけることができました。

詳細はクライアント様や本日打合せをさせて頂いた方など一部の方とは既にお伝えしている通りであり、この方々の利益をお守りするためにここで、公開することはかないませんが、ポイントはやはりタイトルタグ、ディスクリプション、h1タグ、冒頭文の4項目になり、今年行なわれた、Googleのハミングバードと「パーソナライズ」という言葉がキーワードとなります。

検索シーンとプロモーションの最適化

最後に、検索順位を適切に操作する方法としては、販促したい商品の特性と検索シーンをマッチングさせることです。

御社の商品が、何時頃検索され、検索する端末は、PCなのかそれともスマートフォンなのか。はたまたタブレットなのか。

声に出して検索できるものなのか、または、覗き見されても気にならない商品なのかなど。

また、Facebookでシェアしやすい商品なのか、それともおふざけ半分のTwitterの方が拡散しやすいのか。

加えてエンジニア向きで「はてな」やガールズ系のソーシャルに向いているのかなどをターゲッティングし、SNS上で自由にやり取りが行なわれても販促に繋がる商品なのか、それともある程度整理した形で双方向性を持たせることが大切な商品かどうかなどを見立てて、Web検索なのかSNS検索なのかを選択しプロモーション戦略を組み立てることが2015年は成功の鍵となるのではないでしょうか。

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堺ブレイザーズ(旧新日本製鐵バレーボールチーム)を引退後、様々な職業経験を積んだのち2010年に起業。ネット集客サポートのほか、ホームページの自社作成&自社運営の指導(企業内WEB対策チームの養成)を行う。この公式ブログでは、WEB活用だけでなくマネジメントや働き方改革、選挙と政治など様々なジャンルの情報発信を行っている。2018年9月から自ら働き方改革を始め、派遣の港湾労働者として現場の働き方改革の体験を始めている。 10数冊の著書があり、自らも出版事業を始め"WEBと出版をつなぐ新たなカタチ"を導入したコンテンツ・マーケティングを提供している。

2 コメント

  1. ご担当者様

    ネット上の当社に関するニュース記事を削除あるいは最悪でも下位に以降させてほしいのですが、可能でしょうか?

    • イシザカ様

      詳しい状況を見なければ、可能かどうかをお答えすることはできません。「検索順位を操作する」と題してはいますが、ニュース記事や悪質な嫌がらせサイトに対しては、正当な手続きを行なわれることをお勧めします。

      きっと、イタチごっこになるかと思いますので。

      詳しいご相談が必要な場合は、お問い合せより、ご連絡ください。

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