2015年のSNSと検索エンジンはどうなる

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SNSと検索エンジン
SNSと検索エンジン

2015年に向けたSEOを考えるという記事で、SNSに関して触れたことに、いくつかのご質問を頂きましたので、2015年のSNSとネット集客に関して私感を記載しておきたいと思います。

私が普段から行なっているネット集客で意識している検索エンジンは、Google(6割)、Yahoo!(3割)、bing(1割)と言った割合で、SNSに関しては、Facebook(4)、ツイッター(4)、Google+(2)といった割合です。

もちろんこの割合は、商品によっても若干変動させる必要性があると考えていますし、サポートさせて頂く企業様のリソースや強味、社内規制などに関しても柔軟に変化させる必要があると感じています。

更に各SNSには広告機能がございますが、ツイッター広告(プロモアカウントやプロモツイート)に関しては、私も馴染みが薄く、Google+に関してはGoogleのサービスですので、アドワーズ(AdWords)がこれにあたると考えています。

それでは、各媒体及びツールをどのように捉えているかをまずお伝えし、用途別にはどのような組合せがこれまで成果を上げてきたのか、続いて、2015年のSNSと検索エンジンを使ったネット集客に関する私感をお伝えさせていただきたいと思います。

Facebookの2015年の活用法

やはり一番多かったご質問は、2015年のFacebook活用に関してでした。

Facebookは実名制であり、友達関係も承認制ですのである種信頼のおけるSNSと言った位置づけを多くの方が持たれていますが、その一方で2015年元旦に改訂される利用規約に関する噂話で不安に感じている方も少なくないのが実情のようです。

このFacebookの利用規約や個人情報に関する取り扱いに関する内容は本記事では詳細を割愛させて頂きますが、Facebookがスパイ活動に使われる云々や個人情報がどうのという前に、昨今のインターネット時代において個人情報は流出した後の備えが大切であり、それらはもう自己責任の領域まで来ているといったリテラシーを持たなければ、今後、ネット集客は愚かおちおちWeb通販もできなくなる時代はそう遠くないと考えています。

話しが横道にそれてしまいましたが、2015年のFacebookは現在米国でテストされているFacebookキーワード検索がとても気になるところです。

全ての投稿が検索対象となるのではなく、友達関係にあるアカウントや過去に「いいね!」をしたFacebookページの投稿が検索対象となるようですが、検索順位に関するアルゴリズムまではさすがに公開されていません。

しかし、これまでのFacebookの流れから考えると「いいね!」や「もっと見る」、動画の再生などが鍵となってきそうです。

また、Facebook広告に導入されている「詳しくはこちら」ボタンや「購入」といったボタンによるアクション変動に関しても最新のニュースを受信しテストしていきたいと考えています。

まとめますと2015年のFacebook活用も、数年前「Facebookで顧客とのコミュニケーションを」といったまことしやかな絵空事ではなく、Facebook広告を使った認知拡散、数的訴求効果の確保及び、今後Facebookからのそれがどこまで各検索エンジンが反映させるかは未知数ですがソーシャルシグナルによる評価の獲得と言った使い方が合理的で且つストレスフリーなビジネス活用となるのではないかと考えています。

そう言った意味では、現在サポートさせて頂いているクライアント様に限りましては、2014年のFacebook活用よりも「重要度が増す可能性がある」程度のことですので、特段新しいことをする必要がある訳ではございませんので、ご安心ください。

ツイッターのニュースに惑わされるともったいない

ここ数年続いている「おバカツイート」のお陰で、私の周りでは最近ツイッターに関する信用度が低くなってきていますが、拡散力に関してはツイッターは他のSNSと比べ圧倒的なものです。

匿名性であり文字数も少ないことから、情報の湾曲が起こったりと様々ですが、ツイッターにはFacebook以上のニュースが流れており、広まっています。

冒頭で触れましたがツイッターにもフィード広告がありモバイル広告にシェアにおいてこのツイッター広告は現在Yahoo!を抑えて3位(1位はGoogle、2位はFacebook)。

これはまぎれもなく、ツイッターの宣伝効果を裏付けする数値ではありますし、私だけでなくツイッター広告(プロモアカウントやプロモツイート)の認知度が少なければ、通常のアカウントやツイートと広告のそれを区別することはできず(アカウント名や投稿の下に「プロモーション」と表示される)、拡散力を弱めることなく効果を発揮してくれるかもしれません。

また、Twitterの場合は、Facebookと違い掲載も字数が少ないことから、ホームページヘの誘導に向いている媒体だと感じています。

Facebookほどの堅苦しさもない上に、Twitterで拡散されたコンテンツが、はてなブックマークなどに繋がるケースも多く報告され、あまり表立って公表できるお話ではありませんが、これら一連の流れを組織立て行い、大量のトラフィックを呼び込み、結果的に検査エンジンに評価させたり、Yahoo!ニュースになったりとした手法が行なわれているのも事実です。

詳細をブログ上でお伝えすることはできませんが、私個人もメインのツイッターアカウントとは別に用途別に複数のアカウントを運営しこれらの仕組みを使い情報の拡散を行なっております。

2014年はあまりツイッターに興味を持たれるクライアント様がいらっしゃいませんでしたので、深くお伝えはしてきませんでしたが、作業効率の点から行くと【Facebook<ツイッター】といった感覚を持っています。

Google+

Google+に関しては、ここ数年横ばいのような感覚を持っています。

取立ててGoogle+がニュースに上がることはないようですが、AKBをはじめとするアイドルやモデル事務所などビジュアル系のビジネスユースは多いようです。

もちろん、アドワーズに表示される「+1」やソーシャルシグナルに関しては、Googleの検索サービスには影響を及ぼすとことでしょうし、先日のパーソナライズ検索においては、Google+の投稿が上位表示されやすいと言った傾向もありますので、2015年は益々重要なSNSになってくるかと考えています。

数的訴求効果と検索エンジンの評価を得ることで、更なる顧客獲得に繋がり、適切なサービスの提供や情報発信、商品の販売を続けていさえすれば、Google+での拡散も自然に増えていくことでしょう。

ただし、Yahoo!やFacebook、ツイッターと言ったように安直なツールが益々通用しない堅固さをGoogleは増してきていますので、それらの自動化を目指されるようでしたら、スパムと成り下がることを回避しつつYahoo!やFacebook、ツイッターを攻略されることをお勧めします。

(これらの自動ツールによる各媒体攻略は検索スパムなどの危険性がありますのでご注意ください)

Yahoo!検索の2015年、物販系はYahoo!広告が重要?

Yahoo!検索とGoogle検索の違いと言えば、各順位の間に差し込まれるそれぞれの広告と、先述したプログラムによる攻略の難易度でしょう。

ブラック業者、グレーなサービスを営業してくるWebサービス会社は決まって「Yahoo!」と口にし「Googleは?」と聞くと、「成功率が落ちます」と声を揃えて言います。

そう言った意味では、それぞれの公式サイトを比べてみても分かるように、金儲け主義のYahoo!とサービスの質を追求しているGoogleとには大きな隔たりがあります。

Googleのサービスの質を追求するという考えは、Yahoo!以上に経理や権利関係にも影響しており時折ニュースにもなったります。

話しが横道にそれましたが、検索順位を決めるアルゴリズムに関してはGoogle.comからGoogle.co.jp及びYahoo!ジャパンに受け渡されているという流れは、今のところ変化が内容ですが、Googleのクローラーは常に動いていますので、タイムラグが生じ多少の順位違いも発生する他、Yahoo!のオリジナルコンテンツを差し込む機能が影響し、同じ4位でも8位に見えるという配列になる場合もあります。

逆にYahoo!ショッピングなどを活用することで自然検索エンジンの対策には関係なく、広告としてリスティング広告とは別枠で自然検索の中に紛れることも可能になってきます。

まとめますと、Yahoo!はあらゆる方法でビジネスユーザーからの課金体勢を広げようとしていますので、そこにシステム的な欠落が多々生じます。

そのため、今後はGoogle以上にYahoo!の検索結果ページは醜いものになるでしょうが、アフィリエイターなどは必ずその隙間をついてくるでしょう。

それを良しとして攻めるか、成功法で外堀を埋めていくのかは、自己責任となるところが多いでしょう。

補足ですが、2015年、Yahoo!はモバイル広告に力を入れ、ツイッター広告のシェアを超えると鼻息を荒くしているようです。

これは、スマートフォン(特にAndroid)における主要検索エンジンの座(Googleが獲得している)を取れなかったために、検索連動広告の収益がモバイルにおいて落ち込んでいることに起因していることと考えられます。

Google検索は、パーソナライズ検索に注目

Google及びGoogleの検索においては今後益々機能精度の向上が期待できますので、よりユーザー目線に経ったSEOが重要になってくると考えています。

詳細は先日アップした2015年に向けたSEOを考えるを参考にして頂きたいですが、Google+及びYouTubeの活用、そしてツイッターは、Google検索サービスを味方につける上でもこれまで以上に2015年は重要になってくると考えています。

それの補足的にYahoo!対策があれば『尚のこと善し』という位置づけになります。

特にパーソナライズ検索を意識し、検索ユーザーとの接触機会を主要ワード、ビックキーワードなどに頼ることなく獲得することが成功の鍵となることは疑いの余地がなく、益々コンテンツの質や更新の質が求められるようになるでしょう。

一部、SEOサービスを提供するWeb企業が「コピーコンテンツ」をチェックするツールをサービスを提供しているようですが、そもそも、なぜコピーコンテンツのチェックが必要なのかを考えれば、それらのチェックを回避できたとしても、検索ユーザーにささる訴求効果は期待することはできないでしょう。

もちろん、セールスページにこれら第3者が作成したコンテンツで集客しよう、セールスしようと言った浅はかなことが行なわれることはないでしょうが、その思考は必ず顧客フォローに如実に現れますので、コピーコンテンツチェックツールが必要と考える企業体勢では2015年も少なからず「もやしの刈り取り」的な新規営業に奔走しなければならなくなることでしょう。

bing検索

Microsoftが提供するbing検索。

意外とと「いつ誰が使うんですか?」とSEOを希望する企業が見落としている検索サービスですが、bingはオリジナルのアルゴリズムを持ってこのサービスを提供しており、Microsoft製品のブラウザには標準でこの「bing検索」が搭載されています。

スマートフォンやタブレットでURLアドレスバーを使った検索になれたユーザーが、自宅のWindowsパソコンなどでインターネットエクスプローラ(ie)を使った場合、検索結果はbingが返す結果となります。

Appleのパソコンが増えているとは言え、国内ではまだまだWindowsのシャアは多く、Android OSでないMicrosoft製品においては、今後もbing対策は不必要にはならない取り組みとなると考えています。

そうは言うものの、全体的な検索シェアを見れば、やはりGoogleやYahoo!には遠く及びません。また、Googleにおいてナチュラルに自然検索で上位表示を獲得できれば、bingでも上位に安定する傾向があります。

Googleは更なる精度向上のため、テストも繰り返していますので、時に意図せずとも順位が上下動する場合がありますが、bingにおいては、その時期も安定しGoogleが落ち着いた後、しばらくして順位が動く(Googleの変動内容に似ている)と言った傾向がありますので、取立てて研究する必要はそれほどないと考えています。

最適と考える手順

2015年、SNS活用を視野に入れた検索エンジンからのネット集客を行なう場合の最適な手順は以下のようになると考えています。

2015年、SNSを活用したネット集客の最適化手順

  1. Google自然検索リサーチとキーワード選定
  2. アドワーズテスト
  3. リスティング広告とSEOの棲み分け
  4. Yahoo!対策
  5. ツイッター拡散
  6. Facebookシェアによる信頼性と接触機会増幅
  7. Google+によるアシスト
  8. 費用対効果及び効果測定
  9. 各種割合や手順の改善
  10. 紙媒体及びリアルでの営業からのネットに集客する媒体選定

やはり、スタートはキーワードの選定となります。

新商品や新たな顧客層からのネット集客を考える場合に、顧客対象がどのようなキーワードで検索するのか、そしてそれらの検索ニーズはどれほどあるのかは、Google アドワーズのキーワードツールで簡単に測定できます。

これらの一般的に検索ニーズと自社商品及びサービスのマッチングができたらセールスページを作成し、その中で自社商品においてコンバージョン率の高いキーワードを見極めます。

それらのキーワード群の中から、ひき続きリスティング広告を行なうべきか、それとも自然検索における上位表示を実現する方が費用対効果的に優位なのかを、リスティング・コストと上位表示難易度から測定します。

この測定にはライバル企業との兼ね合いもありますが、自社リソースや顧客フォロー体勢、商品やサービスの口コミのし易さなども加味して判断する必要があります。

これらのセグメントが完了して初めてコンテンツ作成へと入りることで、成果率の高いホームページとSNS運営が可能になり、費用対効果は施策を行なえば行なうほど向上することができるでしょう。

(4)のYahoo!対策とは、2015年にはおそらくその時々のYahoo!の欲深さ故に浮彫りになるシステムの欠落から、様々なサービスが出てくることでしょう。

好き嫌いはあるかもしれませんし、それらのサービスを利用することに賛否もあるかもしれませんが、サービスの内容を熟考し状況に応じて選択することで、売上に貢献することは間違いないでしょうし、費用対効果もかなり期待できるでよう。

(5)〜(7)のSNS活用に関しては、スタート時点から既に既存サービスや御社の公式アカウントがあることでしょうから、(2)のアドワーズテストを行なっている段階で補足的に行ない、一通り検索サービス周りの施策が整ってから本格的に進めても遅くはないと考えています。

この場合、(5)のツイッターによる拡散は、既にフォロワーの多いアカウントを保有していなければ実行が難しいですので、(6)のFacebookから始めても良いでしょう。

Facebookでの拡散にはFacebook広告が非常に費用対効果にすぐれ、今後Facebookのキーワード検索が充実する期待からも2015年は外せない広告の一つとなると感じています。

2014年に私もFacebook広告を使用してきましたが、アドワーズよりもシンプルで使いやすく、効果も実感できています。

アドワーズに関しても、奥が深い故に難解なところもありますが、ぜひスキルを身に付けて頂きたいツールですし、私自身も更なるアドワーズのスキル向上に努めたいと考えています。

ネット集客にSNSを絡め検索との双方から集客及びリピート購入を伸ばしていくお考えでしたらこの手順を踏まれると良いかと思います。

また、通常の営業部署をお持ちの企業体におかれましては、各種媒体やサービスと顧客ニーズ、商品・サービス特性、御社リソースを鑑みながら、力を注ぐ割合を調整して頂ければと思います。

更に、リアルな営業やカスタマーサービスとネット活用を噛み合わせることで、更なるコスト削減に繋がることでしょうし、各施策に費やす労力も軽減され、売上やリピート購入は増えていくことでしょう。

 

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