WordPressのメリットとデメリット2014

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WordPressのメリットとデメリット

WordPressがSEOに強い、ワードプレスで作られたホームページだとネット集客に向いているといった、まことしやかな噂話を耳にしたことがある方も少なくないでしょうし、こういったことを口走っているWeb制作会社もたくさんあるでしょう。

そんなことを言いながら、ブログを書いているこのサイトもWordPressで作られています。

更に私自身、WordPressはネット集客に向いていると強く感じていますので、ここ数年、ホームページの制作依頼では、WordPressを使ったホームページ以外作っていません。

それなら、冒頭の「ワードプレスで作られたホームページだとネット集客に向いている」ということに対して、松村は「肯定派」じゃないのか!SEOを得意とする松村はWordPress推奨派じゃないのか?と思われる方も少なくないでしょう。

SEOはテクニックではなくマナー先日、Facebookページの方に投稿させて頂きましたが、顧客獲得を切に願うあまり、ブームに任せWordPressでのホームページ作成を提案し、顧客を危険にさらしているWeb制作会社が後を絶ちません。

WordPressがなぜ、このようにもてはやされ、そして気付かないうちにWeb制作の知識に乏しい、ホームページ制作を依頼した管理者さんが知らず知らずの内に、WordPressのデメリットばかりに覆い尽くされてしまっているのかを解説していきたいと思います。

  WordPressは本当に使えるツールなのか

私の見解では、その答えは「YES」です。

しかし、いくつもの条件があります。

WordPressのメリットでよく言われているモノをまずは、ご確認ください。

一般的なWordPressの評判

  1. ブログ感覚でホームページを運営できる
  2. (1)のシステムが無料
  3. 数多くのレンタルサーバーで1クリックでインストール可能
  4. 世界で最も人気
  5. SEO(検索エンジン最適化)に強い

挙げれば切りがありませんが、私のところにご相談に来られる方々は口を揃えて、この5つを言われて提案に乗ったとお話しされます。また、この5つの中でも特に多いのが「SEOに強い」「ブログ感覚でホームページの運営ができる」という2つで、しかしWordPressを狙ったスパムなどのインターネットニュースなどの情報種集している方に対しては、(4)の「世界でもとも人気のCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)ですから、安心です」と押し切られたと打ち明けられます。

これらは全て噓偽りのないWordPressの強味なのですが、なぜそれらの強味を制作会社から引き渡されたWeb管理者さんは感じられなくなってしまっているのでしょうか。

原因を解説したいと思います。

  WordPressがSEOに強い訳

WordPressがSEOに強い理由なのですが、そもそも「SEOに強い」という日本語がおかしいことに気付かなければなりません。

日本語がおかしいと言うことは、「実を成していない」ということですので、ココかなり重要です。

では、どうおかしいかと言うと「SEOとは【検索エンジン最適化】」のことですから、「最適化することに強い」という日本語に違和感を感じることだと思います。

そもそもSEOとは上位表示のテクニックと思われている方が大半のようですが、SEOはテクニックではなく、マナーであると認識を改めなければ、いつまで経っても安定した成果の伸びを期待することはできません。

おかしな日本語を使うと言うことは、その本質を誤って認識しているか、もしくは知らないので誰かが言ったことを、マネて言っているだけで、言葉だけが一人歩きしている可能性がおおいにあります。

ただ、こう言われるようになるには、その背景、その理由がありますので解説しますと、多くの方がご存知の通り「更新頻度が高いWebサイトを検索エンジンは評価する」という検索エンジン最適化要素があります。更新頻度を高める要素として「更新のし易さ」は欠かせない要素となります。

この「更新のし易さ」は、上記WordPressの評判でご紹介している(1)の「ブログ感覚でホームページを運営できる」と言うことと直結しています。

WordPressがSEOしやすい理由

また、WordPressにはプラグインと言って無料で使える便利なツールが30,000以上無料で準備されており、その中にはSEOを行なうために、またSEOの要素や仕組みを勉強するのにも適したモノが揃っているために、「WordPressだとSEOの作業がスムーズになる」ということから、「WordPressはSEOに強い」と言われるようになっているようです。

しかし、これらのWordPressのメリットをデメリットに変えてしまう、WordPress最大のメリットがあります。

  WordPress最大のメリットは諸刃の剣

私の知る限り、WordPress最大のメリットとし、WordPressのバージョンUPを口にするWeb開発者を見かけません。逆に迷惑がる開発者はよく見かけます。

実は、この現象こそ冒頭でお伝えした、WordPressのメリットを次第に感じられなくなるホームページ管理人さんが増え続ける理由なのです。

WordPressの開発者達この画像は、本日更新したWordPressバージョン4.0クレジットなのですが、ここには世界中でWordPressの開発に携わっているスペシャリストの名前が紹介されていおり、日本語用のWordPressに変換してくれている翻訳者の方々も紹介されています。

(画像はクリックすると拡大してご覧頂けます)

これだけの開発者が関わって常に改善やバージョンUPが行なわれているWordPressを無料で使えることは、非常にありがたいことですし、彼ら開発者が行なっているビジネスモデルも学ぶところが多くあり、ホームページ管理人は、自社サイトでネット集客を実戦する中、このWordPressが持つビジネスモデルにも興味を持つことが、より高度な成果を手にできることは間違いないと、感じています。

さて、これら多くのスペシャリストはWordPressをより使いやすいように、よりSEO作業が楽になるように改善、研究を進めています。そしてWordPressに対するスパムに対しての改善にも抜かりはありません。

特に2014年に入り、WordPressの人気を受けてWordPressで作成されたホームページを狙った改ざんスパムが増長しており、その対策としてWordPressのバージョンUPも頻繁に行なわれるようになってきました。

スパマーから狙われないようにするためにも、WordPressのバージョンUPは必須なのですが、実は、WordPress内で使われる「テーマ」と呼ばれるレイアウトテンプレートと言いますか、サイトデザインやボタンが反転したり、画像が拡大されるなどのScript(スクリプト)と呼ばれる各種プログラムなどを制御している大元のデータが、このWordPressのバージョンUPに着いていけていなければ、WordPressを更新することができません。

また、WordPressには「Twenty」シリーズと呼ばれるテーマが無料で使え、国内のWordPressのテーマ開発者のほとんどが、この基本となる「Twenty」シリーズをカスタマイズすることからスキル向上を進めていくのですが、未だに顧客のサイト作成依頼に対して、この「Twenty」シリーズの基本形に対し【ベタ書きカスタマイズ】を行ない、その後のサポートを行なわない、もしくは、行なえないサイト作成者が数多く存在してしまっていると言うのが現状のようです。

通常、WordPressの大幅なバージョンUPが行なわれた場合、この「Twenty」シリーズの各バージョンにおいても、更新プログラムが追加されます。また、時には新しいシリーズが無償で提供されますので、テーマ自体もWordPressのバージョンにあわせるために、更新する必要があります。

WordPressのTwentyシリーズ

しかし、先述の通りこのTwentyシリーズ【ベタ書きカスタマイズ】でのサイトデザインの場合、不用意にアップデートしてしまうと、ホームページが適切に表示できなくなってしまう恐れがあります。

また、私のところには2011年バージョンのWordPressのまま更新されておらず、そのことに関して一切連絡が入っていないと言うお話も数多くありました。

これでは、WordPressで作成されたホームページを運営する最大メリットを放棄していると言わざるを得ません。

いくら更新しやすいブログ感覚のホームページでも、改ざんされてしまい、スパムサイトと判定されてしまったり、御社のWebサイトをご利用されたお客様にご迷惑をかけてしまっていては、元も子もないと言うわけです。

  WordPressのメリットを最大限に活かしデメリットを圧縮する方法

Web管理者にとって最も悩ましい問題、それはホームページにかけるランニングコストではないでしょうか。

ホームページを使ったネット集客では、リスティング広告を使うにせよ、SEO戦略を用いてアクセスを集めるにせよ、集客に対するランニングコストがかかります。

そして、集客とは別にホームページデータを管理するための「管理費」というランニングコストがかかります。

過去、HTML形式で作られるホームページが主流だった頃、そのサイトへのページの追加や修正は全て、ホームページ制作会社に外注してもらっていると言うのがほとんどでした。そのため「保守管理費月額◯万円」という費用が当たり前のように必要だったのですが、WordPressの場合、ページや記事の追加や修正はブログ感覚で可能ですので、このランニングコストを軽減したいがために、また「ホームページの管理費を0円に!」といったセールスコピーでWordPressのホームページを売込む業者が急増しました。

ブログ感覚でホームページが作れますので、システムやスクリプトはもちろんHTMLやPHPといったプロイグラム言語のことも知らずにホームページの作成を請け負う業者も昨今増えてきました。特に紙媒体の広告代理店が「コレからはWebですよ!」ともっともらしいことを言って、ホームページ制作の販売代理店的な営業行為から、保守及びサポートはしない、「必要ない」と誤った認識のまま納品し、売上だけ持ち逃げするような紙兼用の広告代理店も増えていきました。

こういった誤認識、勉強不足の広告代理店やWeb制作会社は無知なため顧客に近い将来不利益が確実に起こることすら把握していませんので、悪意を持ってセールスしているわけではないと言うのも、実は厄介なことなのです。

では、これらの問題を解決する方法をご紹介していきたいと思います。WordPress最大のメリットというのは、最新のインターネット事情に詳しいエキスパート及びプロフェッショナルによる、最先端のCMSを無料で使えるという点にあります。

逆を言うとこれらの使えなければ、WordPressを利用する意味はなく、また最新バージョンのWordPressが利用できなければ、スパムにさらされるリスクが高まるというデメリットしかないと言えます。

解決策としては、WordPressや最新のインターネット事情に詳しい人と組むもしくは、依頼する、または、あなた自身がそういた情報通になるという方法しかありません。

もしくは、デメリットを他のカタチで補う方法を確保すると言う方法となります。

前者3通りの方法の内、先の2つに関しては、WordPressを使ったホームページ制作会社に対して、WordPressのバージョンアップに関するサポートはどのようになっているのかという質問を適切に行ない、納得のいく返答が返ってくる制作業者さんとお付合いすることで、無駄なランニングコストではなく必要なコストをホームページの保守管理に投じられるようになります。

後者の【デメリットを他のカタチで補う方法】とご自身が情報通になるというのは、私と私のクライアントが採用している方法です。

ネット集客を行なう上で、WordPressの最新情報やスパムなどの最新ニュースなどは、あればあるだけ有利にネット集客を進めることが可能となります。

これまで10数年、ネット集客を実戦し2008年くらいからWordPressを使っている者としては、WordPress関連ニュースやスパム関連ニュースには、多くの場合SEOに関連する事柄が含まれていますし、逆にSEO関連の情報の中には、Webサイト運営に関する情報が多分に含まれている上に、大手プログラム会社やSEO会社、Webコンサルタント会社のニュースリリースなどを見るだけでも、今後の傾向と超最先端でどんな試行錯誤が行なわれているのかを垣間みることができます。

そして、先行利益だけを目的としたWeb業者の行為や策略、そしてテストすべき情報と無視すべき情報。そして、それらの情報によって被害を被った方々からのお問い合せ内容まで予測することが可能になります。

もちろん、これらの情報収集には労力や資金が必要だったりもしますが、厳密なホームページの管理費と言えばレンタルサーバ−代とドメイン費用となりますので、1ドメイン当り年間でも2万円程度です。

favicon どこに費用を投じるかがネット集客でも重要

当たり前のことではあるかもしれませんが、ネット集客を行なうためには、またはWordPressを使うにしても「どこに費用を投じるか」「何に投資することが自社にとって最善か」ということを見極めることは非常に重要だと言えます。

ただ、Webの世界に関してといいますか、ホームページに関しては、単なるデジタルチラシのように見えて、サーバーの知識や検索エンジンの知識、ホームページを象っているHTMLやPHP、Javaなどといったプログラム言語のことなど、専門性が多岐にわたり、さらに視覚的デザインや動作心理(クリックのし易さやスクロールの誘導など)といったホームページ独自の広告スキルが必要となり、これらを全て理解し実践に移せる人材が非常に稀少と言うことからも、WordPressが無料で提供されているCMSだからといって、全てを無料で運営するというのは現実的ではないと言わざるを得ません。

favicon WordPressが持つ本来のメリットとは何か

さて、ここまで長らくWordPressのメリットやデメリットについて、また、なぜこれらのことが起こってしまっているのかを解説してきましたが、WordPressが持つ本来のメリットと言う物を考えてみたいと思います。

ご存知の方も多いように、私自身ホームページ作成に関する専門的な教育は受けていません。全て独学と実践、またホームページビルダーやアドビのドリームウィーバーでHTMLやデザインを司るスタイルシート(CSS)などを学んできました。

余談ですが、今から10年前くらいにインターネットゲームにハマっていた頃、そのネットゲームで知り合った友人に、ネットゲーム内のチャットで、これらのことを教わったと言うこともありました。

そして、2010年に本格的にWordPressの研究を始めた頃、ネット上のWordPressサイト3,000サイトを調査研究し、200以上のWordPressテーマを調査しました。この経験からWordPressを利用するメリットと言うのは、アート的と言いますか、見合た目の美しさや規則正しさといったデザインにかけるコストを、もしくはこれらの作業をデザイン会社に依頼する必要がなくなり、先述した広告デザイン、セールスデザインといった行動喚起に繋げるデザインに集中できるという大きなメリットがあると考えています。

きっと、この文面を読んでいる方にとって、この長文の記事のどこに「行動喚起デザイン」が盛り込まれているのか?!と疑われることでしょうが、この文字ばかりの記事に関しても、「行動喚起デザイン」は盛り込まれています。

その証拠に、あなたは今、この一文を読んでいますよね?

WordPressで作成されたホームページだけじゃなく、全てのホームページに言えることは、ホームページを運営する人にとって必要な人に必要な分だけ情報提供ができ、その方とホームページを運営する「あなた」の下に顧客を連れてくることに他なりません。

美的なアート的なデザイン大賞を受賞することがホームページの役割ではありません。

ですから、WordPressが無料で使えると言うことは、ホームページの美的要素に浪費するコストを削減することができるようになるというメリットもあるわけです。しかし、残念ながらこのメリットはほとんどの方が享受できていないと言うのが現状のようです。このメリットを享受できているのは外注デザイナーにホームページ受注利益を自分の懐に入れられるようになった制作会社だとも言えますので、ぜひ、皆さんには、そんな制作会社に無駄な美的デザイン費用を投じることなく、WordPressでのホームページ作成を成功していただきたいと思います。

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