アクセス解析とSEO

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アクセス解析 SEO

アクセス解析、皆さん利用されていますか?Googleアナリティクスという無料のアクセス解析が私は一番使いやすくて良いかと思います。

中にはと言いますかSEOマニアの間では、Googleアナリティクスを使うと、「全部グーグルにばれてしまう」とアクセス解析ツールとしてGoogleアナリティクスを避ける方も多いようですが、アナリティクスを使おうが使うまいが、検索エンジン上ではGoogleは全てお見通しです。

こんなに高機能なアクセス解析ツールが無料で使えて、更に様々な取り組みとヒモ付けて情報発信をしてくれているGoogleツールは日々のWebマーケティング、ネット集客に使わないては無いと私は考えています。

では、実例紹介に参りたいと思います。

アクセス解析は、基本的なことだけをまずは抑えよう

今回は、アクセス解析とWebマーケティングの基本です。

サイトの固有情報は避けさせて頂きますが、今回の事例サイトは2013年5月中旬に運営を開始したサプリメントの販売サイトです。

検索エンジン連動型広告やコンテンツマッチ広告は一切使用せず、SNS活用とSEOにて運営を行なっています。

アクセス解析活用
アクセス解析活用結果28日で26件の受注

昨年のXmas以降から昨日までの受注通知メールの受信ボックスです。1月28日までに26件の受注メールを受信しています。

リピート受注ではなく、新規申し込みの数ですので今年に入りほぼ毎日顧客を獲得している計算になります。

さて、ここで疑問がわきますよね。

1日1人でビジネスが成り立つのか…。

1日1人の顧客獲得でビジネスとして成り立たせるためには、利益率にもよりますが初めの数ヶ月もしくは1、2年は厳しい状況が続くことでしょう。

特に広告費などを掛けながらマーケティングしている状態で、このような結果ならただの笑い者です。

まず、1点目として、広告費用を極限まで抑え、アクセス解析の活用とSEOで収益を望むなら、少ないアクセスでビジネスが積み上がっていく仕組みを作っておく必要があります。

もしくは、スタート当初は広告費を掛けたりして一気に顧客を集め、軌道に乗った後広告費を抑えたWebマーケティング実施する際などは1日1人の顧客獲得を広告コストをほぼゼロで継続させる方法として、今回の方法はとても有効です。

次のアクセス解析をご覧ください。

少ないアクセスでも安定したアクセス
少ないアクセスでも安定したアクセス

ほぼ毎日新規受注を上げている報告メールを受け取っているホームページのここ1ヶ月間のアクセス解析です。日平均500アクセスと言ったところでしょうか、決してほめられるほどのアクセスでもありませんね。平均滞在時間も1分強、ページュビュー数も2ページに達していません。

このアクセス結果から予測できることは、ビッグキーワードと言われるキーワードでは上位表示していないということです。実は、ハミングバード以前はABSのミドルキーワード(キーワード難易度判定に関する記事はコチラをご確認ください)で1位になっており現在の2倍以上のアクセスを得ていましたが、結果は散々でした。

 

ハミングバードの実施時期が9月20日過ぎですので、これらの影響でメインキーワードに関してこの影響かと販売責任者と私への依頼以外でSEO施策を確認したところアフィリエイターさんが8月にキーワードと一致する日本語ドメインを取得し、コピーコンテンツを作成されており、そのサイトへ向けて中古ドメインを使用したリンクファームからリンクが送られていることが判明しました。

直接的な影響はGoogleの検索アルゴリズムと一緒で特定することは不可能ですが、可能性として考えられることは、アフィリエイターさんの1ページサイトがSEOのテクニック駆使した結果、「優良コンテンツ」と認識させることに成功できたことで、それ以前から運営していた対象サイトのサテライトサイトと認識され、類似サイト、コピーサイトの運営と判断され、公式サイトが当初メインキーワードに設定した検索ワードにてペナルティ対象となってしまったことが考えられます。

仮にこういった状況でも、収支が上向きならば…というところですが、テクニカルなSEOはイタチごっこでも何でもなく時間とともに淘汰される手法です。

自らが手を下さずともアフィリエイターさんがそれらの手法を用い公式サイトに悪影響を与え、「儲からなくなった案件」の烙印を押された途端に放置。そしてそのアフィリエイトサイトが次にはリンク構築サイトに代わるという悪循環を制御できないところで働きだしてしまう恐れは残ってしまうというリスクは抱えてしまいます。

少し脱線してしまいましたが、これらのリスクや目先の美味しそうな幻想に捕われること無く、少ないアクセスでも安定した顧客獲得に繋がるアクセス解析の利用法とWeb活用法と言うと次の項目に目をつけなければなりません。

アクセス解析はアクセスされているキーワードを知ることが重要
アクセス解析はアクセスされているキーワードを知ることが重要

アクセス解析の活用で一番重要なのは「どんなキーワードでアクセスされているか」です。なぜかというと、悲しいことではあるのですが、Googleアナリティクスを「集客」⇒「キーワード」⇒「オーガニック検索」と見ていくと一番上に「(not provided)」と書かれているところを見つけられると思います。

これは、以前マットカッツ氏のコメントにもあったように「アクセスキーワードの開示を辞める」という流れの中から増えてきたもので、直訳すると「提供されていない」と訳すことができるのですが、SEOのテクニック論妄信者に悪用されることが多いため、そのホームページへの大半(このサイトだと43.89%)のアクセスに関してアクセスキーワードを提供しなくなってきているのでこういった表示が出てしまいます。

ならば、「それ以外で提供されている上位10位までのアクセスキーワードで施策を打てば良いじゃないか!」という発想になってしまうところでしょうが、実はここに大きな落とし穴があります。

図右下の赤丸に注目して頂きたいのですが、このサイトには2433キーワード(2434項目の内1つは「not provided」ですので)でアクセスされています。判明している検索キーワード2位から11位までのアクセスすの合計は1917。

総訪問者数の10664から「not provided」の4680を差し引くと残りは5984となります。2433のアクセスキーワードの内上位10個のキーワードでアクセスされているのは約32%にしか満たないと言うことなのです。

ましてや、1つのキーワードから多くのアクセスをもたらすキーワードというのはライバルもたくさんいます。

先程の例にもありますがアフィリエイターもあの手この手で狙ってきます。

何が言いたいかと言いますと、1つのキーワードで多くのアクセスをもたらすキーワードにはリスクも多く、このサイトが取り入れている手法(この後ご紹介します)を取り入れると、そんないばらの道を進んだところで全体のアクセス数の3割程度にしか満たない結果しかえられないということなのです。

では、このサイトで行なってきた戦略をご紹介します。

それは、アクセスキーワードを増やすという戦略です。

アクセス解析を見れば一目瞭然の通り2433キーワードの内ライバルも狙ってきそうな1日1回は検索され、アクセスされているキーワード(図でいうと訪問数が30を超えるもの)を除外したキーワードは2411個あります。月間1アクセスしかもたらしていないキーワードだけを数えても、1990個あります。

別に2000ページ以上記事を書きましょうという話ではありません。

このホームページは本日までに75ページしかインデックスされていません。月間1アクセスしかもたらせていないキーワード群は計測できる4680アクセスの42.5%のアクセスを稼いでおり、上位10位までのキーワードよりも多くのアクセスを稼いでいる計算となります。月間30アクセスをもたらしているキーワードなら、半数を超えます。(アクセス数は30倍でも、7.5%の向上力しか無い)

毎月1回アクセスされるキーワードで記事を書くと考えると、毎月1万回検索されているキーワードで記事を書きなさいと言われるより難しく感じることでしょう。

なぜなら答えをGoogleは毎月より多くの検索が行なわれているキーワードは教えてくれますが、ほとんど検索されないキーワードに関して、Googleは何も教えてくれないからです。では、誰が教えてくれるか。それは「お客様」です。

Google、いや検索エンジンの役割がそこにありませんから仕方のないことです。

言い換えれば、Google(検索エンジン)は購入者にとって有益な情報を提供するのが役割であり、販売者に対して購買者が使う言葉を教えるのは責務ではないわけです。

これはアドワーズ(Googleの広告)でも同じ事が言えます。

詳細は省きますが、Googleは広告をもっと使ってくれるよう広告の効果的な使い方は教えてくれますが、顧客が何を求めているかは教えてくれません。なぜなら、それはGoogleの英知を持っても検索者の日々の想いや言い回し、本当の欲求は分からないからです。

では、なぜ少ないアクセスでも安定したアクセスを実現し1日1セット売れるホームページ運営をほとんどほったらかし(このサイトが最後に更新されたのは1月18日、その前は12月9日、11月21日)で、そう言った成果を出せるのかと言うと、それは顧客の声をありのまま掲載したからに他なりません。

そして販売しているのがフロントエンド商品であるため購買障壁が低く成果に繋がりやすくなっているからです。

言い換えればwebサイトの役割はここまでなのです。

その後の顧客との接触やサポートは生の人が大きく関与しなければなりません。

ただ、フロントエンドから収益商品への転換やリピートユーザーへの昇格転換をwebサイトでできないのかと言うと、そう言うわけではありません。

その方法は後日の記事にゆずるとして、今回のまとめを最後に記しておきたいと思います。

アクセス解析とSEO

アクセス解析で目を向ける項目

  • オーガニック検索トラフィックのキーワード数

少ないアクセスで安定した収益を得るために必要なこと

  • キーワード数を増やすことに注力する
  • webサイトではフロントエンド販売に集中する
  • アフィリエイトの利用リスクに備える
  • 必要なら販売当初に広告で顧客を集める

回避できるリスク、手にできるメリット

  • 不毛なテクニック争い
  • スパムSEOを行なうアフィリエイター
  • Googleペナルティ(手動対策)
  • 検証できない広告費投入
  • 最新情報欠乏の不安
  • 顧客との対話
  • 健全なSNSのビジネス活用
  • 最短の成約フロー
  • コンテンツのネタ
  • 検索エンジン以外からの集客(口コミ、紹介、SNSなど)

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堺ブレイザーズ(旧新日本製鐵バレーボールチーム)を引退後、様々な職業経験を積んだのち2010年に起業。ネット集客サポートのほか、ホームページの自社作成&自社運営の指導(企業内WEB対策チームの養成)を行う。この公式ブログでは、WEB活用だけでなくマネジメントや働き方改革、選挙と政治など様々なジャンルの情報発信を行っている。2018年9月から自ら働き方改革を始め、派遣の港湾労働者として現場の働き方改革の体験を始めている。 10数冊の著書があり、自らも出版事業を始め"WEBと出版をつなぐ新たなカタチ"を導入したコンテンツ・マーケティングを提供している。