プロダクトアウトか、それともマーケットインか

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マーケッターの世界では、「プロダクト・アウト的発想からマーケティングアイデアと実践ができないものは偽物、マーケット・イン的発想から企画実践ができて当たり前」といった風潮があります。

しかし、現実的に見ると多くの店舗ビジネス、中小企業においては、プロダクト・アウト(商品先行型マーケティング)を余儀なくされることが多いと感じ、このようなマーケティングアイデアの立案と実践計画、テスト実施のサポートを行って来ました。

なぜ、あまり良しとされないプロダクト・アウト的発想からマーケティングの成果を挙げることに繋げって来たかというと、まずはじめにUSPの確立があったからです。

USP無きプロダクト・アウトは成功しないと言うことを肝に銘じこれまで実践してきました。

逆を言うと、USPの確立がなくてもマーケット・イン的アイデアは比較的簡単に成果を挙げることができます。

一発屋的成果はこれまでにもマーケット・イン的アイデアで成果を挙げている事例は星の数ほどあるからです。

長続きしない理由は、USPが内からと言っても過言ではないでしょう。

しかし、本日USPの主張がある特定の業種では政治的圧力を扇動することに繋がると言うことを伺い、USPを明確に市場に届けることが市場にとって直接的マイナス要因になるということを始めて体験しました。

そこで、業界内で差別化する、もしくは業界内における企業の特徴を明確にUSPとして打ち出すことという王道の考え方から脱皮し、既存顧客の行動形式からマーケット・イン的発想に切り替えることにしました。

業界内で一般的に競争課題とされている課題に固執することから外れたわけです。

詳細はお伝えできませんが例えるなら、業界内での標準価格に対して、安いだとか価格以上の付加価値がるなどと言った、発想や、顧客層をニッチに絞るという発想ではなく、既存のビジネスを横展開し、既存ビジネスのライフサイクルを延長するような新事業を立ち上げるといった内容から、すぐさま営利事業とせず既存ビジネスを補強するFREE戦略として実施するという発想を行いました。

敢えて言いかえるなら、「見失っていた現状持っていた強味を掘り起こす」という発想です。

さらに言えば、これから実績を積み、新たな強みを見出すという形になります。

ただ、こう言った発想には算段が付かない限りなかなか実践には結び付きません。

短期集中的既存顧客からのリサーチと低コストで行えることが最低条件になります。

そう言った意味では、リアル店舗ビジネスでは顧客との直接的ふれあいがある分、容易にそしてコストをかけることなく実践することが可能です。

今回は、雑談を通して顧客コミュニケーションを取っていた時間を顧客欲求に即しつつ、そのお店で商品を買う理由の延長線上にある話題を提供することで、リサーチが可能になることがクライアントとのディスカッションで明らかになりました。

現状では、まだまだテスト段階ですので不確かな情報発信は控えたいので詳細はご遠慮頂きたいと思います。

今後の経過を見て、流用可能、多業種にて応用可能だと言う実績が残りましたら、その際にはお伝えしていきたいと思います。

コストをかけずマーケティングが成功すると言うことは、ユーザーに無駄な出費をさせないことに繋がり、そういった手法が広がれば、正当利益の好循環が始まると信じています。

青臭い発想かもしれませんが、今回の記事が何かのお役に立てば幸いです。

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