ネット集客のバランスと相性

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先日、福岡で仲良くさせて頂いている企業の社内合宿に参加して参りました。

この社内研修の目的は、特にネット集客を行なうにあたってどうのこうのという内容ではありません。商品やサービスのクオリティやパフォーマンスを上げるために今必要なもの、そのキーワードを個々人の中から浮き彫りにするためのミーティング合宿でした。

合宿に参加した理由は、この企業の広報をサポートさせて頂くことになっていますので、現状把握と今後の方向性をこの合宿を通じて短期間で把握することと、ネット集客といいますかWebを使った広報から、ミスマッチを起こさないための意識改革や、Webに依存しすぎず、それでいてインターネットを最大限に活用するためのフレームワークをお伝えすることでした。

マーケティングの方向性を2つにわけるとするなら、プロダクト・アウトといった内から外へ的なアプローチとマーケット・インといった外から内へ的なアプローチの方法があります。

これはネット集客にも同じ事が言え、検索エンジンを使ったネットから集客するというネット集客はマーケット・イン的戦略となり、逆にホームページへリアルから誘導するネットへの集客というのは、プロダクト・アウト的戦略となります。

どちらから始めた方が良いのか、そしてどちらに比重を置いた方が良いのかということは、それぞれの商品特性やサービスの質が大きく関わりますが、それ以上の「企業特質」がもっとも大きく関係してきます。

実は、社内風土的に、上記した2種類のアプローチ経路と戦略のいずれに適しているかを把握しない限り、成功しているネット集客のバランスを模倣したとしても全く結果が出ないということは少なくありません。加えて言うのなら、このバランスはSEO対策に関しても密接に関係してきます。

つい最近の話なのですが、ある企業からご依頼頂いていた記事代行のご依頼が、急遽今月一杯で解約されることになりました。その理由は「上位表示効果が感じられない」とのことでした。記事代行というサービスは、企業サイトのブログなどの運営を代行し、商品やその業界関連の情報発信を代行しながらSEO効果を送るコンテンツSEOというひとつの手法なのですが、実は記事を追加すればするほどSEO的なマイナス要素を増やし続けているブログ付きホームページは少なくありません。

その理由は、類似コンテンツ、もしくは重複コンテンツによるSEOマイナス効果です。
これは、Googleも警告しており、リンク対策とは別の理由でGoogleはこういったコンテンツの評価を行なわない、または厳しく取り締まるアルゴリズムを持っていると言われます。

例えば、最新記事情報に掲載されている文章は、実際の記事の何パーセントに当たっているでしょうか。単純に考えても本来の記事の30パーセント以上が、アーカイブやカテゴリーのページに反映されていては上記で示したマイナス影響が出てしまうのは避けられません。

ここでいうバランスは、SEO内部対策における項目をどれだけバランスよく把握しており、実際にサイトへ盛り込んでいるかということになり、これらのマイナス要素があったとしても、場合によっては圧倒的な外部対策でこのマイナス要素をカバーすることができたりもするので、そのバランスを診る必要があるわけです。

言い換えれば、サイト内の内部構成がハチャメチャなら、代行記事を増やせば増やすほど良質な外部リンクが必要になりSEOコストが積み上がることに繋がります。また、この場合、サイト内構成を適切に保てば、記事は買取型のはずですから、良質なリンクへの月額課金や追加でリンクを増やす必要は先程の状況から比べれば圧倒的に少なくなると言えるわけなんです。加えて言うなら、外部リンクや良質なリンクという基準はGoogleが判断するもので、この評価基準はアルゴリズムによって左右されます。具体的に言うと今月購入した良質なリンクは、来月になると悪質なリンクと判断するアルゴリズムが生まれる場合もありますし、今月購入したリンクが3ヶ月後、リンク元の運営次第によっては、低質なリンクへと下がってしまう可能性は残り続けます。

逆に低質なリンクであったとしても、運営次第では良質なリンクと判断されることもありますが、こういった将来的に有望なリンクを低質な状態で入手するというのは現実的でないですので、ご自身で育て悪質な自作自演ではなく工夫されたwebサイトネットワークの構築を社内もしくはグループで行うことが懸命です。

集客を行なうということは、何かしらの情報を発信し、受け取ったどなたかに「改善」がもたらされる行為と言えます。業界の常識にとらわれず、あなたが持つ可能性を信じ、突破口を探し続ければ、小手先のテクニックや希薄なビジネスライクな付き合いに頼らずとも、大いなる飛躍を手にすることは可能だと私は信じて疑いません。

私事でお伝えすれば、自身に限界という境界線を引かなかったから、学生から実業団に上がる際に大幅なポジション変更を果たし、実業団選手としての晩年には、学生時代には想像できなかったほどの、プレイスタイルとポジションの変更を果たすことができ、いくつもの業種を経験しながら結果と新たな視点を身につけることができました。

それこそ、学生時代はバレーボールのルールしか知らなかった私が今、バレーボールどころかスポーツとは全くと言っていいほどかけ離れたWebの世界でビジネスを進めているのも、限界と言う境界線を設定せず、そのときそのとき私がどなたかに伝えたい情報を、いかにして伝えられるかを、その時、その時できることで伝えようとした結果だと思います。

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