WEBデザイン講座というウェブサイトを公開しました(もちろん無料)

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先日、Webデザイン講座をテーマにしたウェブサイトを公開しました。

正直、これまで自分たちが運営しているウェブサイトの制作では手を抜いていたところが数カ所ありました。しかし、今回は、テーマが「Webデザイン講座」ですので、細部にわたって、実際にデザインを作り込み、「デモサイト」並びに「ネタバラシサイト」として、ご活用いただけるよう作り込んでいます。

それでは、今回のWebデザイン講座をコンテンツ化するに際した「Webデザインの基本」をご紹介いたします。

Webデザインって、こだわるとどんな効果があるの?

「WEBデザイン」と言う言葉をよく耳にしますし、私たちもホームページの制作を請け負っているので、お客様から「デザイン」に関して、さまざまな、そしてユニークなご要望をいただきます。

時には、私たちがまったく初めて耳にするような、デザインを要望される人もいます。

インターネットで「Webデザイン」や「ホームページのデザイン」と、検索すると、さまざまな「技術的な情報」を見つけることはできますが、そのデザインを施す理由や効果、また、効果測定の方法を示した情報に行き当たることがほとんどないことに驚きます。

そこで、今回公開した『反応を引き出すホームページのデザイン』をテーマにしたウェブサイトでは、「そのデザインを採用する理由」や「採用することで見込まれる効果」そして「デザインの効果測定と改善方法」に関して情報を公開しています。

Webデザインに求められる効果【其の一】精読率の向上

WEBデザインに求められる効果の中から、まっさきに取り上げるのなら、それは「精読率の向上」となるでしょう。

しかし、この「デザインに求める効果」として、最優先事項として上げられる効果を左右する要因には、視覚的デザイン以上に「文章による影響力(コピーの力)」が、大きく関わってきます。

もちろん、ジュエリーや美容系商材、タレントやエンターテインメント系のウェブサイトの場合は、コピーの力以上に、視覚的デザインだけでも、ウェブサイトから得られる成果を引き上げることはできます。

本記事では、私たちがもっとも多く取り扱っている「企業サイト」に限定した情報ですので、取違のないようご注意願います。

Webデザインに、真っ先に求められる効果として挙げられる「精読率」ですが、その名の通り「文章を読む」確率を引き上げるデザインですので、視覚的効果を計る前に、「文章の内容」「読む人の状態」の2つを大前提としてデザインされなければ、始まりません。

デザインで惹きつけ、また、「画像」などの視覚情報によって「読む人の状態」を制限するなど、「文字情報」と違って「画像情報」は、一瞬のうちに多くの情報を閲覧者に与えることができます。

しかし、画像情報は「一瞬のうちに多くの情報を閲覧者に与える」故に、文字情報のように「具体的で限定的な訴求」は、できません。

そのため、デザインは「訪問者に確実に読ませたい文章」に目が向くように設計することが第一に重要になります。

そして、都合の良い画像などが準備できるようなら、コンテンツへの「訪問者に確実に読ませたい文章」に目がいくようにデザインするとともに、「読む人の状態」をコントロールできる画像をページのトップで採用します。

旅行サイトなら、綺麗な海の画像や空を飛んでいる飛行機の画像を掲載し、訪問者に旅行に行った記憶を呼び起こさせ、旅行に対して「前向きな心理状態」を促進させます。

このような、デザインが果たす役割をWebデザイン講座では公開しています。

Webデザインに求められる効果【其の二】ブランディング

ここで取り上げる「ブランディング」とは、けっして「有名になる」や「権威性をアピールする」「価値をデザインによって高める」といったニュアンスではありません。

あくまでも「ブランド」と言う言葉の持つ本質として「共通のイメージ」を定着させる役割が、ウェブサイトのデザインにはあると言うことです。

これは、「其の一」でも触れた「読む人の状態を制限する」とも重複する点が多いのですが、WEBコンテンツには、いくつもの「アクセス経路」が、あります。

検索経由だったり、SNS経由だったり…。はたまた、第3者が運営するウェブサイトに、あなたのホームページが紹介されており、そのリンクをたどったアクセスだって起こります。

アクセス経路が異なれば、自ずと、あなたのウェブコンテンツにアクセスした際の「心理状況」も異なります。

このさまざまな心理状態でアクセスする(さまざまな期待を持って、あなたのサイトにアクセスしている)人たちに「これから(ページ内で)提供する情報への共通のイメージ」を持たせたり、情報発信者である「あなた」に対する共通のイメージを刷り込むために、WEBデザインを施します。

WEBコンテンツに求められるデザインには2種類ある

この『Webデザイン講座』で、もっともお伝えしたいことは、WEBコンテンツに実装するデザインには、ウェブサイトの構成や各ページの構成などを「設計」すると言う意味のデザインと視覚効果を狙う「意匠」としてのデザインの2種類があるということです。

そして、「設計」と「意匠」が、組み合わさってはじめて「デザインが効果を生む」ということ。さらには「設計」と「意匠」を組み合わせているので、Googleアナリティクスなどのアクセス解析を使った、デザインの改善が可能になると言うことをお伝えしています。

すこし、概要をご紹介します。

デザインは、細部にこだわるよりも全体像の把握が必須

WEBコンテンツに実装可能なデザインには、実に多様な演出方法があります。

昨今は、通信規格の「5G」への期待も高まっていますが、この「5G」が実装されれば、また増えることだと思います。

現段階の通信規格でも実装可能なコンテンツデザインには、画像演出の他に色彩演出があり、文字サイズによる演出も、今すぐ採用可能なデザインのひとつです。

細かな点を上げれば、「1行に表示させる文字数」も精読率に影響します。専門的な用語を使えば「UI(ユーザー・インターフェイス)」や「UX(ユーザー・エクスペリエンス)」などと表現され、WEBコンテンツに置き換えると「読みやすさ」や「理解のしやすさ」などが、これにあたります。

このページのような「ブログ記事」の場合は、文章中心ですので、視覚的なデザインよりも、文章力が「読みやすさ」や「理解のしやすさ」には、大きく影響すると思います(私も日々精進します(汗))。

しかし、WEBコンテンツで「UI」や「UX」を図る場合、ユーザーに興味がない情報では、全く意味がありません。

デザインに関する有名な著書に『誰のためのデザイン?(D.A.ノーマン 著 新曜社)』が、ありますが、タイトルからも分かる通り「デザインは誰のために行うのか」が、デザインの基本になります。

そして、WEBコンテンツの場合、この「誰のため」は、アクセス経路を知ることで「誰」を特定することができます。

また、企業サイトの場合、この「誰」を「どうしたいのか」という、各ページ(各コンテンツ)が、担う「役割」も設定しておかなければ、どれだけ「見た目に綺麗なデザイン」を採用しても、成果は得られません。

このブログ記事を書いている現段階では、『Webデザイン講座』には、ブログ記事はなく、主要コンテンツが10ページほどあるだけですが、今後はブログ記事としても新たな情報を追加していきたいと考えています。

その前に、ぜひ『WEBデザインの全体像』や『デザインとライティングの関係』『スマホ対応デザインとPC版デザインの関連性』などのページには目を通していただけたらと思います。

最新情報の通知は、フェイスブックページやわたしのツイッターでも告知いたしますので、お好きなほうをフォロー下されれば光栄です。

また、「さすがに公開情報にはできない」内容に関しては、メールマガジンで毎週2回配信いたします。

WEB製作時にデザインにお金をかけてはいけません!

WEB制作で、もっとも費用がかさむのが、実はデザインです。今回ご紹介しているサイトでもお伝えしていますが、実際に費用がかさむ(工数が多い)作業がデザインなのですが、きっと、ホームページの見積書には「デザイン費用」よりも「ディレクション費用」などのほうが、高額な費用が記載されていると思います。

しかし、実はこの「ウェブサイトのディレクション」に、実態がありません。

詳しくは拙著をお読みいただければと思いますが、制作会社が口を揃えて言う「WEBディレクション」は、私から言わせれば「単なるヒアリング」です。

更に言えば、ヒアリング以上のことをディレクションしても、ほとんど無意味な時代になっていると言うことです。

なぜなら、反応を引き出すWEBコンテンツのフォーマットには、3種類しかなく、この3種類は長年の調査によって、ある程度テンプレート化がなされています。

テンプレート化されているため、アクセス解析による改善も可能になったと言うわけです。

結果、制作段階で、ディレクションやデザインにお金をかけて作り込んでも、実際にホームページを公開して、アクセス解析を見ると「…」と、なる場合もあるわけです。

作り込めば作り込むほど、お金も時間も過ぎていきます。

時間が過ぎると言うことは、それだけデータ採りを始めるのが遅くなると言うわけで、改善するのも遅くなります。

また、製作時にデザインにお金をつぎ込めば、改善する際に「せっかくここまでお金をつぎ込んだのだから…」と、「もう少し様子を見たい」と、いたずらに改善を遅らせたり、改善するための費用が捻出できないなどのケースも発生します。

こうならないためにも、製作時にはデザインやディレクションにお金をかけるのではなく、「さっさと作って公開する」
ことが、重要になります。

そして、デザインに関しては「そのデザインの意図」を的確にデザイナーに確認してください。

デザインの意図がわからなければ、どれだけデータがあっても、評価のしようもなければ、改善のしようもないですからね!

それでは、まずは、実際に『Webデザイン講座』にアクセスして、あなたのホームページに必要なデザインを見つけてください。