SEOで費用対効果の高いネット集客を

9

SEOは費用対効果が高い。この言葉は本当でしょうか?それとも眉唾でしょうか…。

 私の考えでは「SEOは費用対効果の高いネット集客術」だと捉えています。しかし、もっとも「費用対効果の高いSEO施策」は、時を経るに従って移り変わっているとも感じています。

 では、なぜ、SEO施策が時代とともに移り変わっているのかを、私の経験則ですが、お話ししたいと思います。「個人的な経験則」と、書きましたが、私はこれまで閉鎖したウェブサイトも含め200以上のホームページを時代に合わせたSEOで運営してきました。

 この個人運営サイト以外にも運営代行やサポートし、成果を上げ続けたホームページの数は1,000サイトを超えます。これを全てひとりで行ってきました。私が考える「費用対効果」とは、「労力対効果」も含まれています。ぜひ、下記の記事を参考に、あなたのホームページSEOを費用対効果の高いものにしてください。

SEO狙うキーワード自体が大きく変化している

 初めにお伝えしたいのは、「SEOで狙うキーワード自体が大きく変化している」ということです。2012年くらいまでは、頻繁に検索されるキーワード(月間検索ボリュームが最低8,000以上)やGoogle アドワーズのキーワードプランナーで示される「推奨入札単価」いわゆる、リスティング広告の1クリックあたりに必要な広告費が高いキーワード(目安単価は、商材やマーケティング戦略によって異なる)で、検索の上位を獲得することがもっとも費用対効果の高いSEOでした。

 昔は、Googleの検索順位を決めるシステムも稚拙でしたので、このプログラムの欠点をついて、上位表示を達成するのはそれほど難しいものではありませんでした。コツさえ知っていれば、誰でもできましたし、あとは「数」の勝負でした。

 この「数の勝負」は2012年以前は「リンクの数」でしたが、2012年夏以降、2014年後半くらいまでは「コンテンツの数」が決め手となっていました。しかし、2014年の暮れ頃から状況が一変したと感じています。特に私が運営するサイトは2007年から今でも実践しているSEOですが、人気のキーワードでの検索結果が1位のページよりも「検索順位を調べるのも億劫になるようなキーワード」で検索されるページに集まるアクセスの総和のほうが徐々に多くなっていきました。

 従来型のSEOでは、ホームページのトップページで検索上位表示を狙っていたことでしょうが、今ではこのサイトのトップページへのページビュー率は全体の2.88%程度しかありません。ランディング率(閲覧開始率)は、2.05%です。

 もっともアクセスされているページが全体の14%強で、ランディング率が17%弱ですから、その差は一目瞭然だと思います。上図を見ても分かる通り、このサイトは300ページちょっとのサイトなのですが、幅広いページにアクセスされていることがわかります。

 このように現在は「いかに多くのキーワードで、多くのページにアクセスされるか」が、もっとも費用対効果の高いSEOだと私は感じています。

 なぜ、いかに多くのキーワードで、たくさんのページにアクセスされるSEOが、もっとも費用対効果か高いSEOなのかというと、それは、上位表示させるキーワードの選定も必要なければ、これといった難しいSEOのことを考えながら記事を書かなくて良いので、第一、コンテンツの作成労力が、圧倒的に過去の作業労力と異なります。

 このサイトでは、2014年の後半以降、上位表示させるキーワードを意識して記事を書いたことがありません。過去、やっていたような「上位表示施策を施す必要のあるキーワード」か、どうかを精査したことも一切ありません。半ば「気の向くまま」に、情報発信したいことを記事にまとめているだけです。

 たったそれだけのことで、平均ページ滞在時間8分15秒の読まれるホームページ運営を続けていけるのです。

近年のSEOは…

一極集中ではなく、適切な情報発信を粛々と続けるだけ

と、覚えておいてください。

未だ代わり映えのしない、怪しげなSEOサービスの勧誘にご用心

 この記事は「ブログ記事」という制約があるため、あまり数多くの事例を掲載することはできません。ですが、現在定期的に手を加えているサイトでも同じような傾向があり、5年ほど放置しているサイトにおいては、サイト内アクセスランキングのトップ10にトップページは含まれていませんでした。

 この放置サイトのトップページがアクセスランキングでトップ10にも入っていないのは、言うまでもなく、現在は2012年まで検索1位を維持していたキーワードで現在は上位表示していないからです(※ このことを見落とさないでください)

 また、トップページは「サイト内の索引(インデックス=index=索引)」なので、必然的に「コンテンツの質」は、現在の検索アルゴリズムでは低く見られると考えても差し障りありません。その理由は、「検索=質問の答えを探している」わけですから、トップページのように他のページへのリンクを多く掲載したページに、その「答え」や「結論」が含まれる割合は少なくなります。

 結果的に、この記事のように「内容」のあるコンテンツのほうが検索されたキーワードに対して「内容が豊富=質の高いコンテンツ」と、評価され、検索ランキングも上位になるわけです。とくに、昨今の検索事情のように「単一語による検索」では、Googleが検索ランキングとして返す答え(コンテンツ)が、的外れのものなども多く、複数語句で検索されることが増えているため、よりコンテンツの質が求められるようになってきたわけです。

コンテンツの質には、なにもコンテンツに含まれる文字量というわけではありません。私はコンテンツの質を図る要素として「閲覧時間」が含まれていると考えています。

 コンテンツの質に「閲覧時間(滞在時間)」が、含まれる以上、他のページに誘導するリンクの多いトップページは、必然的に滞在時間は短くなります。きっと、あなたもトップページで見込み客が結論を見つけられるようなホームページの作り込みはしていないはずです。

 おそらく、トップページにアクセスしたユーザーを他の具体的なサービス内容や商品が紹介されているページに誘導するような作り込みをしているはずです。

 これでは、自ずとトップページの滞在時間は短くなります。さらにこのトップページから他のページへの誘導施策がうまくいっていなければ、たとえ、検索で上位表示していたとしても、滞在時間というコンテンツの質を図る指標でマイナス評価を蓄積するため、自ずと検索順位は下降していきます。

 まさに、私が約5年間放置しているホームページが表している現象がこのことを物語っています。ただ、それでも、この放置サイトからは毎月コンスタントにお問い合わせがあるんです。その理由は、トップページにアクセスされていなくても、以前以上に他のページに欲求濃度の濃いキーワード(複数語での検索)でアクセスされているため、閲覧者は必然的にコンテンツの内容に沿ってお問い合わせを行なってくれているわけです。

 このことを踏まえるとお分かりの通り、以前からよくある、SEOサービスや「Yahoo!の特定の位置に固定広告費で表示させる」ような、トップページへアクセスを集める有料サービスは、ほとんど意味がないというわけなのです。

SEOは、トップページにアクセスを集める施策ではなく、より多くのページにより多くのキーワードでアクセスされるSEOを行おう!

と、覚えておいてください。

まとめ

SEOは、時代とともに施策が変わってきた。「施策が変わった」というよりも「上位表示に対する考え方」を変えたほうが保養対効果が上がる。
その理由は、検索の多様化とGoogleのシステムグレードが上がったため。

その考え方とは、
「トップページにいかに人気のキーワードで上位表示させるか」ではなく、「より多くのページをよりたくさんのキーワードでアクセスされるように」と、考えコンテンツを随時追加していく。

 SEOサービスを選ぶ場合は、トップページにアクセスを集中させるサービスは無意味。SEOサービスを依頼するのなら、より多くのページに、アクセスが発生するサービスを選ぶ。

補足

 最後の「SEOサービスを選ぶ場合は、トップページにアクセスを集中させるサービスは無意味。SEOサービスを依頼するのなら、より多くのページに、アクセスが発生するサービスを選ぶ。」を、実施すると、自ずと「人気ページ」がアクセス解析を使えばすぐにわかるようになります。そのページから、あなたが売りたい商品へのリンクボタンを掲載したり、電話問い合わせを受けているようなら、電話番号を目立たせると問い合わせを増やすことができるようになります。

このような情報だけではなく、メールマガジンでは、そのようなコンテンツをどのように増やしていけば良いのかなどもお伝えしています。メールマガジンへのご登録はこちらから。

ネット集客 メールマガジン